これまでのおはなし

宮崎県五ヶ瀬町鞍岡地区「四億年の大地」

今日は“宮崎県五ヶ瀬町鞍岡地区「四億年の大地」”を紹介!

中野「“四億年の大地”で作られた“お米”です!」

【「四億年の大地」とは?】

宮崎県西臼杵郡五ヶ瀬町鞍岡地区で栽培される“お米”の商品名です。鞍岡地区の東側にある祇園山は四万十帯と呼ばれ、四億三千年前のサンゴの化石が出土します。

中野「4億年前は、海だったところが隆起して山になったんです。そこに雨が降って、地下を通って、サンゴの層を通って出てきた湧水。ものすごくキレイな湧水で、そこで育てられた“お米”ということで『四億年の大地』の名前が付きました。」
玲子「今日は炊き立ての…いい香り…この香りで一杯飲めそう」
斎藤「う〜まっ!!」
中野「一粒一粒がシッカリしているでしょ!?食べていくとモチモチ感と甘みが出てきます。」

【「五ヶ瀬町鞍岡地区」とは?】

標高600〜800メートルの山間にある地区です。人口は1,000人あまり。
冬には雪が降り、日本最南端のスキー場「五ヶ瀬ハイランドスキー場」があります。
美味しいお米が収穫できる条件の一つとして、朝晩の寒暖差の大きさがあります。また一年中冷涼な気候なので、虫の被害も少なく、農薬を使う量も少なくて済むそうです。「四億年の大地」を栽培する農家さんは現在10件ですが、全ての農家さんが特別栽培米の認証を受け栽培しています。

中野「こんなに美味しいお米ですが、数年前まではあまり売れなかったんです。それで、五ヶ瀬自然学校の杉田さんが協力して、おにぎりにして食べてもらって、美味しかったらソコにあります…という感じで、みんなで売ったんです。そうしたら1ヶ月500kgぐらいヒョッと売れてしまいました。」

【美味しさの秘密は?】

5月に田植えをして10月に収穫と、長い期間かけて育てられ、一粒一粒が大きくしっかりとしています。そして“棚田”と呼ばれる田んぼで、手間暇かけて栽培されます。
現在は農業普及センターに依頼し、機械による食味検査等を行い、一定の評価以上のお米だけを「四億年の大地」として販売されています。

【販売は?】

お米の販売担当者は(株)五ヶ瀬自然学校・西本圭祐さん、NPO法人五ヶ瀬自然学校・杉田英治さん、お二人が中心。どちらも地元の五ヶ瀬町で地域活性化の活動をされています!

連絡先
〒882-1201 宮崎県西臼杵郡五ヶ瀬町大字鞍岡6452番地乙
「NPO法人五ヶ瀬自然学校」   TEL 0982-73-6366
五ヶ瀬自然農園ネットショップ HPからも購入できます。

五ヶ瀬自然学校では、子供たちに田植え体験など色々な体験が出来ますし、スキー場もありますから、遊びに行かれるのもイイですよ!

玲子「さて、次回のお話は?」
中野「次回は、“熊本県阿蘇市「ひばり工房」の池田さんが作る逸品”を。」
玲子&斎藤「???」
中野「ヒントは、ドイツが認めた!」
玲子「ご期待ください!」