これまでのおはなし

うきは市の『太陽の桃 サンピーチ』

今日は、うきは市の『太陽の桃 サンピーチ』の矢野さんを紹介します!

玲子「スタジオ中に良い香りが!」
斎藤「もも・モモ・桃!」
中野「先ほど皮を剥かせて頂いたのですが、とってもジューシーで!」

【『太陽の桃 サンピーチ』とは?】

『太陽の桃 サンピーチ』は、果物の産地・うきは市浮羽町にある矢野展広さんの農園の名称です。名前の由来は「最初、3人のグループで立ち上げました。3人の“さん”をとって、“サンピーチ”それを日本語に充てて“太陽の桃”。合わせて『太陽の桃 サンピーチ』になりました…(笑)」とのこと。

斎藤「太陽のほうが後付なんだ!」
中野「先ほど矢野さんと待ち合わせをしまして、桃を頂いてきました!」
玲子「いただきます!う〜ん、果肉がトロトロ!あま〜い!!」
斎藤「うっま〜いい!!この甘さってスゴイよな…」

矢野さんは、奥さんの靖子さんと御両親の家族4人で農園を営まれています。柿も栽培され、柿は50年以上の栽培歴があります。桃の栽培は約20年です。栽培面積は、約50アール(5反)あり、生産量は1アール当たり約2トン、一玉平均300g前後ですから収穫玉数は約6500個〜7000個ということです。

玲子「そんなに採れるのですか!?」
中野「ただ規格品ばかりではなく、規格外品とかキズが付いたりしますから…」
玲子「桃ってデリケートでしょうからね。」
中野「ちょっと触っただけで、痛んだりしますから」

【“桃”の栽培は?】

果物の多くは、苗を植える時期をずらして収穫時期を調節するのですが、桃の栽培は、収穫時期の違う品種を多種類栽培し収穫時期を調節します。矢野さんの農園でも、15種類以上の品種を栽培し、順次収穫をしています。

玲子「種類によって、甘さとか形とか違うのですか?」
中野「全部違います。最初のほうは小さい玉が多くて、次第に大きくなるそうです。ただ不思議なことに、品種が違っても桃の花は3月に一斉に咲くそうです!花は一気に咲くのに、採れる時期が1ヶ月ぐらいずれてくるそうです。」

中野「白い桃、黄色い桃と色々ありますが、今日持ってきた種類は“あまとう”です。」
玲子「桃って、こんなに品種があるんですね。福乙女・花嫁・火川・たまき・みさか・あかつき・あまとう・月あかり・嶺鳳・なつおとめ・なつっこ・白れい・川中島・黄金桃・月鏡…」
中野「川中島あたりは結構有名で、皆さんにも品種ごとに楽しんで頂きたいですね。」

桃は、台木に自生力の強い桃の木を使い、その切株の根のほうに品種の違う桃の枝を接ぎ木していきます。この方法で接ぎ木された桃の木が収穫できるまで4〜5年かかるそうです。桃は着果後、摘果作業が行われます。50?の枝の長さに約2個に仕立てていくそうです。その後、全ての桃に袋かけを行います。摘果から袋かけまでの作業は特に大変で、この時期は近所の方々に応援してもらうそうです。

斎藤「僕は“桃最強説”を唱えているんです!本来の桃の甘さ・美味さって凄いじゃないですか。他の果物にも“桃みたいな甘さ”“〇〇ピーチ”って付くし。」
中野「イチゴの中にも、桃の香りがするイチゴありますしね」

【『太陽の桃 サンピーチ』の販売は?】

矢野さんからのお願いで「人手が少ない中でやっていますので、電話やFAXなどの直接注文の対応ができません。申し訳ありませんが、【道の駅うきは】で『太陽の桃 サンピーチ』の箱を買って下さい。よろしくお願いします。」ということでした。

【連絡先】
「道の駅 うきは」 福岡県うきは市浮羽町山北
営業時間/9:00〜18:00
休館日/毎月第2火曜日(祝祭日の場合は、翌日の水曜日)

中野「旬が短いので、注目して買って頂きたいです!」
玲子「さて来週のお話は?」
中野「長崎県平戸市の長田食品さんの“魚味噌”を。」
玲子「ご期待ください!!」