これまでのおはなし

今日は、宮崎県西都市『有限会社オーエヌフーズ』の“妻地鶏”

今日は、宮崎県西都市『有限会社オーエヌフーズ』の“妻地鶏”を紹介します!

玲子「宮崎は地鶏が有名です!」
中野「宮崎には“地頭鶏”など色々ありますが“妻地鶏”は皆さんあまりお聞きした事がないと思います!」

【『 有限会社 オーエヌフーズ』とは?】

『オーエヌフーズ』は宮崎県西都市茶臼原にある鶏肉加工品を製造する会社です。代表は、西村 啓甫さんです。『オーエヌフーズ』は自社養鶏場で“妻地鶏”と言う地鶏を養鶏し加工されています。“妻地鶏”の“妻”とは、西都市にある「妻」地域に由来するものです。

田上「“つま”は“妻”なんですね…」
玲子「夫地鶏は?」
中野「夫地鶏はないです。“妻地鶏”でもオスはちゃんといます」

【“妻地鶏”とは?】

“妻地鶏”は「ロードアイランドレッド」という「在来鶏」の鶏を『オーエヌフーズ』独自の養鶏方法を用い生産される「地鶏」の事です。「地鶏」は、在来種の純系もしくは純系の血液率が50%以上で80日以上飼育する事、28日齢以降の鶏は「平飼い」にし、1平方メートル辺り10羽以下の数で飼育する事などの決まりがあります。西村さんの養鶏場ではこれらの要件を満たし、飼育期間は120日〜150日に渡ります。

中野「もともと西村さんは福岡県田川出身で、『オーエヌフーズ』の名前の由来は、巨人軍の王選手・長嶋選手、ONの大ファンだからって」
田上「それでオーエヌフーズ!?」

飼育場も広く十分な運動ができる為、鶏のストレスも少なく身も引き締まり美味しい肉になるそうです。脂肪の色白色に近い事も“妻地鶏”の特徴です。引き締まった肉質で旨味はありながら、あっさりとした食味です。
平成16年には商標登録もされています。食し方は色々ありますが、宮崎県特有の「炭火焼」がお薦めです。加工品にも「炭火焼」がありますが、煉瓦で作られた焼き台を使い炭火で焼く本格的な調理方法をとられています。

中野「今日は“炭火焼”をお持ちしました」
玲子「もう、良い香りが…なんだか脂身の所もすごく弾力がありそうな…」
中野「脂身に特徴がありまして、白っぽいんです」
田上「ホントだ」
中野「普通“地鶏”と呼ばれるものほど黄色がかっているのですけど…」
玲子「いただきます…ん?これ身?脂身?あっさりしてますよ!」
中野「あっさりしてて、鶏の脂身の特有の香りもちょっと柔らかく優しいんです」
玲子「身もフワフワで!」
中野「二種類入っていて、“モモ肉”と白っぽいのが“ムネ肉”を炭火で焼いています」
玲子「“地鶏”って堅いイメージだけど、柔らかい!プリプリ!!」

数年前には「炭火焼」をトッピングした“妻地鶏ちゃんぽん”も商品化され、商標登録されています。その他にも、妻地鶏を使った商品が沢山あります。ホームページからお取り寄せも出来ます。

【連絡先】
有限会社 オーエヌフーズ  宮崎県西都市茶臼原1293番地
TEL: 0983-43-5072

玲子「来週は?」
中野「熊本県上益城郡山都町の『やまGEN』さんの“天然酵母パン”をご紹介します」

《お知らせ》
先月2回、KBC公開空地で行われた
「九州の食と文化応援隊 踏ん張るばい!熊本 モッコス・マルシェ」
またまた行います!!!
2016年6月30日(木)10時〜
福岡市中央区長浜のKBC公開空地に是非お越しください。

中野「そらいろのたねさん、高村牧場さんも来られますし、そして新たな商品も来ますので、是非お越しください」