これまでのおはなし

佐賀市『ヨコオファーム』の“ジャガイモ”

今日は、佐賀市『ヨコオファーム』の“ジャガイモ”のご紹介です。

玲子「香りでノックアウト…」
中野「ヨコオファームさんは、いろいろ野菜を作られているのですが、今日は“ジャガイモ”を紹介します」
玲子「蒸かして、バターがのせてあります」
中野「先日お邪魔して掘ってきたものです」

【『ヨコオファーム』 とは?】

『ヨコオファーム』は佐賀市にあります。横尾隆茂さんを中心に、御家族で農業を営まれています。横尾家は代々農家として作物を栽培され、隆茂さんも約20年の農業歴を持たれています。大型のトラクターや大型の農業機械を使って、稲作は約23ヘクタール、麦は33ヘクタールと広い耕作面積で農業をされています。栽培される主な農作物は、“米・麦・ジャガイモ・人参・玉ねぎ”等です。中でも“ジャガイモ”の栽培については、優れた技術を持たれていて、以前、隆茂さんのお父さんから「地域でも一目置かれている」と伺ったことがあります。

田上「ジャガバター!キレイですね〜」
玲子「いただきます…あら!?ねっとりとした食感!!」
中野「モチモチ感がありますよね」
田上「ホントだ!これジャガイモですよね??」
中野「“出島”という種類です」

【“ジャガイモ”は?】

“ジャガイモ”は、一年に2度収穫することのできる農作物です。植え付けと収穫時期の違いで、一般的に“春ジャガ”“秋ジャガ”と呼ばれています。『ヨコオファーム』では“秋ジャガ”の栽培をされてきました。“秋ジャガ”は一般的に9月に植え付け、11月末から12月初旬、霜のおりる前に収穫されます。隆茂さんは年明けまで畑で保存ができる様、色々と栽培の方法を研究されているそうです。“ジャガイモ”の栽培面積は、約5〜6反(50a〜60a)あるそうです。現在は“出島”という品種を栽培されています。

玲子「なぜこんなにシットリなんですか?」
中野「作り方なのでしょうが、肥料や堆肥をものすごく注意深くされています」

隆茂さんのお話では“ジャガイモ”は1kgの種イモで20kgの収穫も可能という事ですが、「土づくり」が重要なポイントで『ヨコオファーム』では、野菜の「残渣(ざんさ=濾過 したあとなどに残ったかす)」を原料にした堆肥を使用されているそうです。

中野「鳥栖の方にある会社が、八百屋さんや野菜を取り扱われている所で出た野菜の端切れを堆肥にしているそうで、それを利用しているそうです」
玲子「バターも甘いんですけど、おイモ自体も負けてないですね」
田上「ジャガイモですよね??最初、サツマイモかなって思ってしまいました!」
玲子「美味しい食感と甘みですね〜」
田上「雑味・苦みが一切ない!こんなジャガイモ、初めて食べました」

また『ヨコオファーム』のある久保泉地区の一部は“火山灰土”で黒色をした肥沃な土地だそうです。「不思議な事に、この地域と後数か所狭い範囲だけ“火山灰土”です。ここの“火山灰土”は水捌けが良く、“火山灰土”特有の黒い土の為、日光を受け地温が上がる為、寒い時期の畑作に適している様です」と説明がありました。

中野「ニンジンや大根も…大根はメチャクチャ大きい大根をお土産で頂きました!」
玲子「今日は、土付きのニンジンも丸々太って!ストレスフリーで育った感じですね」
中野「本当に上手に野菜を作られています」

ここ数年は、佐賀大学農学部の学生さんが農作業の手伝いをされ、「多いときは20〜30人も来てくれ、本当に助かっています。」と感謝されていました。

●一般に流通しています。直接販売はされていません。Facebook『ヨコオファーム』で逐次、情報は伝えていますので、検索してみてください。

中野「奥様が逐次、更新されています」
玲子「神ってるジャガイモです!さて来週は?」
中野「来週は、大分県佐伯市の『宮脇水産』の“ひおうぎ貝”を紹介します!」
玲子「来週も是非聞いて下さい!」