これまでのおはなし

佐賀県唐津市七山 鮎の里 徳田美穂さんの『一期一会のジャム』

今日は “佐賀県唐津市七山 鮎の里 徳田美穂さんの『一期一会のジャム』” をご紹介!

中野「『一期一会のジャム』は商品名ではありません。僕が勝手に呼んでいます。その時その時の食材を、美穂ちゃんがジャムに仕上げていくんです!」

【「鮎の里」とは?】

「鮎の里」は美穂さんのお母さん徳田裕子さんが、生産者自身が納得のいく価格を自ら付け販売出来る場所を!と作られました。今は美穂さんのお姉さん和美さんが店長です。

玲子「この方が美穂ちゃん?笑顔がステキ」

【美穂さんが作るジャムは『一期一会のジャム』】

生産者の皆さんが作る多くは、数が少なかったり、規格には合わなかったり…でも、味は絶品なので、美穂さんはできる限り加工、ジャムとして店頭のステージに出しています。
材料も少量ですから、出来上がったジャムも限りのある数量です。
持ち込まれた際に、それぞれの食材にあった加工技術でジャムに仕上げる為、もう二度と同じ物ができないジャム!まさに「一期一会のジャム」です。

【今までに開発したジャムは?】

70種類以上のレシピがあり、七山特産の梅ジャム、李ジャム、「じゃばらん」と言われる柑橘類のジャム、生姜ジャム、桑の実ジャム・・・などなど。常に店頭には40種類くらいのジャムが並んでいます。黒いちじく&洋梨、黄金キウイフルーツ&さがほのか・・・等、二種類の素材を組み合わせた珍しいジャムもあります!

中野「今日お持ちしたのは、『まっ黒いちじく』と『きんしょうメロン』です」
玲子「あら・あら・あら、果肉がゴロゴロ。いただきます! 美味しい!メロンの真ん中の熟した所だけを詰め込んだみたいですね。」
中野「その食材に合った作り方で作っています。」

斎藤「ウマイ!!! 『きんしょうメロン』のパッケージには“中川じいちゃんが作ったスゴうま・きんきょうメロン。このメロンって、ふつうは香りが薄くて、まくわうりに近いんです…が、このじいちゃんが作ると、ココが違う!!香りがスゴイ!店内中黄色く染め上げるような甘くてたっぷりとした濃ゆい香りをお鍋でコトコト…思わずく〜らくら!”って書かれてあります」
中野「その文章は、美穂ちゃんのお姉さん・和美さんが書いています。ラベルも和美さんの手書きです。」

中野「富田さんが作った『ビオレソリエス』という種類の『黒いちじく』のジャムもどうぞ。」
玲子「いちじく濃厚〜!!プチプチが残っていて、食感が面白い!」
斎藤「マダムが群がりそうなジャムですね」
中野「鮎の里に群がってください」

「鮎の里」には、飲食を提供するスペースもあり、美穂さんは、一つ一つ生産者の顔を思い浮かべながら、ここで黙々と作業されています。このジャムは、「鮎の里」だけでしか買えません。今店頭に並んでいても、次には無いかもしれない一期一会のジャム。近くには温泉もありますよ。

◆◆「鮎の里」の連絡先
〒847-1105 佐賀県唐津市七山鮎返1259-1
TEL 0955-58-2926
営業時間7:30〜17:30(天候によって変更有り)

玲子「さて、次回のお話は?」
中野「“鹿児島県瀬戸内町加計呂麻島の『きびす』”です。」
玲子「きびすを返すって言いますけど…きびす???」
中野「これもまた非常に世界的にも珍しいものです。お楽しみに!」