これまでのおはなし

佐賀県基山町『トートト工房』さんの“佐賀牛のカレーパン”

今日は、佐賀県基山町『トートト工房』さんの“佐賀牛のカレーパン”を紹介します!

玲子「佐賀牛のカレーパンです!うれしいです!!」
中野「菓子パンなど色々なパンを作られていますけど、この佐賀牛のカレーパンが僕の一押しです!人気があって非常に美味しいです。」
玲子「重い…生地の際までカレーが詰まっております!これが佐賀牛?」
中野「ゴロっと入っていますので、探さなくても良いです。」
玲子「早速いただきます……いい仕事されていますね。佐賀牛がカレーに勝ってる!」
中野「先ほど僕も食べたのですが、ペロッと食べてしまいました!大きな玉ネギも感触としてあるでしょ?!」
甲斐田「ホントだ!玉ネギも!」
中野「佐賀は、玉ネギも産地ですから。生地も天然の酵母を使われています。」
玲子「生地も美味しい!」

【『トートト工房』 とは?】

『トートト工房』は佐賀県三養基郡基山町にあり、地元農産品を利用した加工品を製造しています。代表は、藤田政子さん。ほかパート従業員さん6名で生産活動をされています。平成11年11月創業。きっかけは、平成7年に佐賀県を襲った台風です。藤田さんの地元基山町をはじめ、佐賀県はこの台風によって大変な被害を受けたそうです。山の木々は倒れ、倒木が多数でました。その倒木を見て、倒木を利用した建物を作り、これまで兼業でやっていた農業に力を入れていこうと思ったそうです。そして、休耕田を利用し、家畜を飼い、農作物を作る…農作物の破砕などを家畜の餌とし、家畜の排泄物を堆肥とし、農作物を育てる“循環型農業”を目指し、起業されたそうです。

【『トートト工房』 の名前の由来は?】

最初に飼った家畜は鶏。養鶏場で“廃鶏”と呼ばれる卵を産まなくなった親鳥を飼われたそうです。ケージ飼いされていた親鳥は、キズも多く羽も傷んで、卵も殆ど生まない状態だったそうですが、3か月ほど鶏が自由に動けるように『平飼い』を始めたところ、毛並みも真っ白な状態に戻り、再び卵を生みはじめたそうです。『トートト工房』は、この親鳥達を追う時の「トートトッ」という声が由来だそうです。(当時は『トートト動物村』と呼んでいたそうです。)

甲斐田「パワーが甦った!」
玲子「環境が良かったのでしょうね。私もそこで放し飼いにしてほしい…アンチエイジング畑!」
中野「環境を整えれば動物も元気になるし、そこで出来た農作物とか色々なものを食べさせてもらえれば、私たちも有難いですよね。」

【“佐賀牛のカレーパン”とは?】

作られる商品は、地元で取れる農産品を使用し、天然酵母で発酵させた各種パンやクッキーなどの菓子類、中でも地元佐賀県の特産品“佐賀牛”を使った“佐賀牛のカレーパン”が一番人気の商品です。創業当時、規格品以外の農産物は未利用で廃棄されたりする物も多く、無造作に放置されていることもしばしばでした。「形が良くないだけで味は全く変わらないのにもったいない!」と菓子パンなどの材料に使う事を考えられたそうです。
販売当時は、販路先も多くなく、売上を上げる努力を懸命にされていたそうです。今では各地のイベントにも出店され、いつも売切れるほどの人気商品です。

玲子「佐賀牛に目が行っちゃいましたけど、確かに生地もパンとして美味しいです!」
中野「小麦粉も、佐賀産を使われています。」甲斐田「地元の野菜を勿体無いと使い始めたのは、野菜を作られている方もうれしいでしょうね。」

価格  ★「佐賀牛のカレーパン」1個 300円(税抜)

販売先 ★ 基山直売所 「うちの畑」 等

お問い合わせ先 『トートト工房』  〒841-0203 佐賀県三養基郡基山町園部1526
TEL/FAX 0942-92-7858 (※午後は配達等があり連絡が付かないこともあります)

中野「福岡にもイベント等で来られるので、『トートト工房』で覚えていてください」
玲子「さて来週のテーマは?」
中野「熊本県南小国町の高村さんの“自然薯”を旬になりましたのでご紹介します!」
玲子「来週も、ご期待ください!」