これまでのおはなし

佐賀県太良町「有限会社 永渕ファームリンク」の“金星佐賀豚”

今日は、佐賀県太良町「有限会社 永渕ファームリンク」の“金星佐賀豚”のご紹介です。

中野「先日『肉デス。』で色々な所のブランド肉をご紹介しました。この金星佐賀豚も紹介したかったのですが、チョット出来なかったので、今回紹介します!」

【『有限会社 永渕ファームリンク』とは?】

『有限会社 永渕ファームリンク』は佐賀県太良町にあります。創業は昭和40年、そして昭和52年には法人化をされています。代表は永渕政信さんです。『永渕ファームリンク』では「健康第一」を理念に豚も快適な環境で丁寧に育て、食卓に届ける為の努力をされています。また、畜産農場の衛生管理を向上させて、消費者に安心して食してもらえるよう日々の管理を徹底されています。(農場HACCPの認証も受けられています。)

中野「お聞きしたら、年間2万頭ほど出荷されているそうです。沢山いるので大変だと思うのですが、衛生管理とか安心安全な所をしっかりやられています。スタッフ数は約30名だそうで、そのうち約10人が永渕さんの親類だそうです。」

【“金星佐賀豚”とは?】

『永渕ファームリンク』で育てられる豚は“金星佐賀豚”と呼ばれています。『永渕ファームリンク』のある地域は「黒金」地区と呼ばれていたそうです。「黒金」とは、以前この地域の産業であった山林資源を利用して「木炭」の生産が盛んに行われていました。「黒い」木炭が「お金」に変わるという事で「黒金」という地域名がついたそうですが、この地域名が“金星佐賀豚”の名前の由来だと言う事です。

中野「今日は、ロース肉を送って頂いて、僕の味付けですが“生姜焼き”にしました」
玲子・田上「いただきます!」
玲子「豚が!うわっ!こんなに肉厚なのに肉質が柔らかい!」
中野「ドリップ…いわゆる肉汁はしっかりあるのですが、ドリップが肉から外に出にくいのです。しっかりシマって、キメが細かい、美味しい豚肉です」
玲子「繊細な味ですね。脂身の所にも甘みがあって」
田上「本当だ!脂身の部分、美味しい〜〜!」

“金星佐賀豚”はドリップのでにくい、きめ細かな肉質をしていいます。しまった脂身の旨味がしっかりと広がる食味を持っています。『永渕ファームリンク』の直売所もあり豚肉はもちろん“金星佐賀豚”を使ったハム加工品なども販売されています。

中野「生肉はもちろん、ソーセージ・ベーコン・ハムや、ジャーキーもあります!」
玲子「ポーク・ジャーキー!?」
田上「今手元にありますけど、珍しいですね」

『永渕ファームリンク』では約千頭の母豚と60頭の雄豚が飼育され、繁殖飼育されています。飼育は、交配〜分娩〜育成〜肉豚と4段階に分け行われ出荷されます。各段階に専門の畜舎があり、スタッフの皆さんによって豚の様子を注意深く観察しながら育てられています。

玲子「お写真を拝見すると、のんびりと健やかに育っているんだな〜」
中野「環境も山の中にありますし」
玲子「ツヤツヤのピンクの肌…笑っているように見えます」
中野「これが大きくなって、ロース肉になってしまうのですが…」
玲子「有難く頂きました」

1999年より各種の賞も毎年のように受賞されています。直近では、平成28年度開場記念ミートフェア (福岡食肉市場開場記念行事)で最優秀賞 優良賞 最優秀品質生産者賞を受賞されています。

●連絡先●
『永渕ファームリンク』
佐賀県藤津郡太良町大字大浦己740-18
TEL:0954-68-3667  (※HPからお取り寄せも出来ます)

★お知らせ★
2016年12月1日(木) 10:00〜15:00
KBC公開空地で「九州の食と文化応援隊 踏ん張るばい!熊本大分 モッコス・マルシェ」開催します!! (商品が無くなりましたら販売終了となります)

玲子「何回目の開催ですか?」
中野「KBCの公開空地では4回目です。その他の場所に招かれたものを合わせると7回ほど行っています」
玲子「また、選りすぐりの商品か!」
中野「生産者の方から一年間応援頂いた感謝の気持ちを込めて、今年最後にやりたい!という事で、12月1日に行います」
玲子「今まで手に入らなかった物も!?」
中野「岡本屋さんのプリンとか、この間の阿蘇の噴火で少し被害を受けられましたがリンゴ農園さんのアップルパイとかも来る予定です。そしていつもの山吹色のジャージー牛乳やハーブなども来られます」
玲子「ぜひお越しください。さて来週は?」
中野「鹿児島県の“加治木農産加工”の皆さんを紹介します!」
玲子「来週もよろしくお願い致します」