これまでのおはなし

佐賀県玄海町『石丸久江さん』の“じゃがいも”

今日は、佐賀県玄海町『石丸久江さん』の“じゃがいも”をご紹介します!

玲子「大きなジャガイモがありますが、大地の香りがするようです」

【『石丸久江さん』は?】

石丸さんの畑は佐賀県東松浦郡玄海町花の木にあります。石丸さんご一家は昭和63年頃から“ハウスみかん”の栽培に取り組まれてきました。現在は長男が“ハウスみかん”を専門で栽培され、お母さんの久江さんが“じゃがいも”“大根”“白菜”“ニンニク”等々を栽培されています。特に久江さんが栽培される“じゃがいも”は美味しいと評判です。

中野「本当に美味しいジャガイモで、僕も何年か前から頂いています」
玲子「煮ても焼いても美味しいと書かれていますね」
中野「レンジで温めて、塩を振った物を用意してあると思うのですが」
玲子「ん!ホクホク!!甘〜〜い!!!」
富田「うん!全然違う!」
玲子「ネットリして!薄塩しただけなのに!」
中野「僕も、湯がいて焼いてバターをのせるのが好きです!」

子供さんは3人、お孫さんが5人おられるそうです。『あゆのさと』への出荷はお孫さんが手伝ってくれ朝7時半に到着するように行かれるそうです。

【久江さんの“じゃがいも”は?】

栽培される“じゃがいも”は、“出島”“メークィン”“北海こがね”“はるみ”“北あかり”等々で、久江さんは、春と秋の二度ジャガイモを植え付け、収穫されています。栽培面積は2反くらい畑で、年に二回収穫、ほとんど全部“あゆのさと”に出荷されています。

中野「今日お持ちしたのは“出島”だと思います」
富田「本当に美味しいわ」
玲子「何が違うのでしょう??土??」
中野「除草剤は使わないそうで、畑を見せてもらうと周りに草は生えているのですが、その草も青々していて、しっかりした土で作られていると思います」

「栽培方法は普通。なんも特別なことしよらんけど美味しいと言うてくれる。除草剤は使っちょらん。使うと生育が何か思わしくない。腰が悪いので、草刈は大変やけど“立鍬”使って、少し日照りが続いた時に根っこごと刈り取るとよ。そしたら、生えてこん。長年の知恵。」と言われていました。
春は“芽かき”を行い2本立てにするそうですが、秋は“芽かき”をすると“玉太り”してしまうため、“芽かき”をせず栽培されるそうです。

玲子「一つ一つが大きくて、しっかりしています」
中野「土がホコホコしているのですよ」
玲子「美味しいです。別物です!」

生産された“じゃがいも”は、十数年前から佐賀県唐津市七山にある直売所『あゆのさと』のみで販売されています。当時は店長の徳田和美さんが集荷してまわっていたそうで、「和美ちゃん、これからはココでしか買えんちゆう野菜を作ってもらって売らないかんよというてね、私も浮気せんであんたんとこに出す美味しい野菜責任もって作るき」と当時の話してくれました。『あゆのさと』の出荷者名は「石丸よしこ」で登録してありますが、「それは長男の嫁の名前、作っているのは久江、私です・・・(笑)」という事です。

●販売先『あゆのさと』佐賀県唐津市七山仁部1259-1
TEL:0955-58-2926
営業時間 7:30〜17:30  お食事処(土・日祝日限定営業) 11:30 〜16:00

玲子「さて来週は?」
中野「中野宗像市の『正助ふるさと村』の取り組みをご紹介します!!」