これまでのおはなし

台湾台中市の東海大学で『日本の地方創生への取り組み』について講義

今日は、台湾からお電話でお話を伺いました。

玲子「台湾のどちらにいらっしゃるのですか?!」
中野「台湾の真ん中のあたりにある雲林県古坑郷桂林にいます!」
玲子「お天気はいかがですか!?」
中野「暑くて大変です!35度ぐらいあると思います。ここに台湾の方がおられます。ご挨拶しても良いですか!?」
(上部写真の皆様)「ニーハオ!コンニチハ。ニホンの皆さんゲンキにしていますか?」
玲子「元気で〜す!」

【なぜ台湾に?】

「中野ユキヒロの九州の食と文化応援隊」から生まれた絵本『トマトくんのありがとう』(徳永 玲子【文】/二木 ちかこ【絵】/中野 ユキヒロ【原案】)をきっかけに、台湾の台中市にある東海大学で、年に一度、学生さん達とお話をさせて頂いています。今年の講義の内容は『日本の地方創生への取り組み』などです。

【台湾と日本の架け橋に!】

玲子「台中市清水の市場などにも行かれたそうですね?」
中野「はい!それと南投県の埔里(プリ)という所にも行きました。ここは“紹興酒”の故郷と言われています」
田上「じゃあ、紹興酒を飲まれたのですか?」
中野「美味しいものを頂きました!それと埔里は“マコモダケ”の栽培が盛んな所で、台湾の約80%生産されているそうです」

授業の間を縫って、各所で行われている“地域おこし”や“農業の活性化”など頑張られている場所を視察し、色々な意見を伺っています。
南投県にある経済部(日本の経済産業省に相当)の中台湾創新園区にも伺い、『南投縣特色産品輔導成果展示』を拝見しました。

お電話の時にいた雲林県古坑郷桂林は、町おこしが盛んに行われており、ペンションや民宿が沢山あります。そして、コーヒーの産地でもあります。台湾でコーヒー栽培が盛んになったのは日本統治時代だったそうですが、戦後衰退しました。しかし再びコーヒー栽培を復活し始め、現在この一帯では「台湾コーヒー」を中心に町おこしをされています。

中野「日本と台湾の時差は1時間です。これから台湾の皆さんと食事の予定です」
玲子「精力的に活動されていますけど、何が一番おいしかったですか?」
中野「みんな美味しかったです。昨日は“ガチョウ”を頂きました」
玲子「どんな料理ですか?」
中野「普通に蒸し煮したものを台湾特有のタレにつけて食べました」
玲子「何日間、台湾に滞在されるのですか?」
中野「八日間です。11日に帰国します」
玲子「まだまだ色々な所を視察できますね!」
中野「明日また学生さん達との懇親会がありまして、東海大学の20学科、6カ国の皆さんと意見交換会をします!」
玲子「中野ユキヒロさんですから、食の大切さ、ありがたさを説いて回られるのでしょうね」
中野「台湾にも同じ考えで活動されている方がいらっしゃいますので、ぜひ九州・日本と繋いで、一緒に仲良くやれたらいいなと思います」
玲子「ステキ!」

玲子「来週は帰ってきてくださるのでしょうね?」
中野「はい、暑いので…。来週は、佐賀県三養基町の『六田竹輪蒲鉾企業組合』を紹介します」
玲子「お土産話、楽しみにしています!!」