これまでのおはなし

大分県中津市山国町『株式会社 梶原畜産』

今日は、大分県中津市山国町『株式会社 梶原畜産』をご紹介します!

玲子「良い香りが充満しています!」
中野「“黒豚のメンチカツ”を試食でお持ちしました!」
コン「キタ〜〜〜!!!」

【『株式会社 梶原畜産』とは?】

『株式会社 梶原畜産』は、大分県中津市山国町にあります。代表は、梶原吾一さんです。『株式会社 梶原畜産』は平成20年2月8日に設立されました。養豚を始められたのは代表の梶原吾一さんのお父さん梶原輝男さんからで吾一さんは二代目になります。

玲子「ココ有名な所ですよね?」
中野「少量しか出荷されていないので…」
玲子「どこかで聞いたことがある…」

【“吾一の黒豚”とは?】

『株式会社 梶原畜産』では、平成27年には食肉加工所を開設し、肥育した豚肉の自販もされています。平成29年12月には代表の梶原さんのお名前からとった“吾一の黒豚”という名称で商標登録もされました。大分県や福岡県の一部にも流通していますが、人気の部位である“ロース肉”が主で、他の部位の販売に努力をされています。加工施設も作られ、自社製造では“ハンバーグ”や“メンチカツ”など、連携先に製造の委託をした“餃子”等の販売にも取り組まれています。

中野「先ほど、メンチカツを揚げてきました」
コン「旨い!噛んだら肉汁出てくるじゃありませんか!」
玲子「ホント、美味しい!」
中野「奥様の手作りなんですよ!」
コン「こんなメンチカツあります!?」
玲子「お肉の甘みも感じます!」

【《一貫養豚》とは?】

『梶原畜産』では、母豚を飼育し繁殖させる《一環養豚》という方法で養豚を営まれています。畜舎は『母豚舎』『離乳舎』『肥育舎』『堆肥舎』の4か所に区分されています。飼育される豚は“白豚”“黒豚(バークシャー種)”の2種類です。

中野「バークシャー種と言いましてイギリス原産らしいのですが、鼻と尻尾と足が白いので“六白豚”とも呼ばれます」
玲子「良いお肉ってフワッと香るのですね」
中野「黒豚はコクもありますし香りもあります」
コン「食感がクセになりますね」
玲子「今日はミンチカツですけど、スライスでも固まりでも美味しいでしょうね」
中野「今日はお持ちしませんでしたけど、餃子も美味しかったです」

(平成30年5月現在)母豚の頭数は“白豚・黒豚”合わせて100頭、飼育頭数は1300頭です。一頭の母豚は、“黒豚”で約9頭、“白豚”は12頭もの子豚を一度の出産で生むそうです。《肥育期間》は“黒豚”で約9ヶ月、“白豚”で約6ヶ月です。独自の“餌”を作られていて、米ぬか・酵母菌・乳酸菌などを混合し発酵させてものを飼料と共に与えられています。代表の梶原さんによれば、「腸内環境を整えて健康な豚を肥育する為にこれらの餌を与えています」との事でした。

中野「普通子豚を買って育てるのですが、ここでは親豚を飼育して出産してもらって子豚から育てるので、管理が行き届くそうです」
玲子「写真を拝見すると、脂身も美味しそうですね」
中野「あっさりしているというか、白身のような食味です」

梶原さんからのメッセージです。
「養豚農家さんも一生懸命頑張っていますので、是非、国産の黒豚を食べて下さい!」

●お問合せ先●  『株式会社 梶原畜産』
大分県中津市山国町宇曽1110-1
TEL:0979-62-2112

玲子「さて、来週は!?」
中野「朝倉市の『二宮ファーム』をご紹介します。」
玲子「宜しくお願いします!!」