これまでのおはなし

大分県九重町の“べべんこ”

今日は、大分県九重町の“べべんこ”を紹介します!

中野「“べべんこ”とは、農家さんが経営されているレストランの名前です!」

【“べべんこ”とは?】

“べべんこ”とは大分県九重町にある農家レストランです。“べべんこ”とは、大分県の言葉で「子牛」という意味です。消費者に本物の味を届けるこだわりを持った農家レストランとして、平成15年4月21日にオープンしました。
経営は、鷲頭さん御一家。二代目・栄治さんと洋子さんご夫妻と三代目・将治さんが牛の肥育や米の栽培をされ、農家レストラン「べべんこ」は、妹の郁代さんと絵理佳さんが担当しています。

【鷲頭牧場(イーグルファーム)は?】

仔牛を生み育てる“繁殖”と、お肉にする“肥育”を両方している「鷲頭牧場(イーグルファーム)」は、標高1000m以上の飯田高原にあり、広さ約45ha。雄大な自然を利用した放牧(牛は5月下旬から11月まで放牧されます。)豊かな草資源・湧水を活用した飼育と、繁殖から肥育までの一貫生産を行われています。

中野「鷲頭さんが“肥育”した牛肉が、“べべんこ”で食べることが出来ます。」

【農家レストラン「べべんこ」では?】

玲子「どんな料理を食べることが出来るのですか?」
中野「この間、カレーライスを食べさせていただいたのですが、肉がゴロッと入っていました。他は、ステーキや肉料理などですね。鷲頭さんはお米も作られていて、レストランのメニューの材料を出来るだけ自分たちで作っていらっしゃいます!」

レストランのスローガンは
『自家生産された、牛肉、米、野菜、椎茸、デザート用のブルーベリーなどの食材と、地域の湧水を使うなど、「地産地消」として顔の見える農家レストラン』

中野「今日は、豊後牛コロッケをお持ちしました。」
玲子「肉の分量がスゴイ!」
中野「具に味がついていますから、そのままどうぞ。」
玲子「肉汁がジャガイモにしみこんでいて美味しい!」
中野「これは贈り物用に、冷凍も販売されています。」

鷲頭さん一家は、牛を育てて(1次産業)、加工して(2次産業)、販売(3次産業)まで行う『6次産業(=1+2+3)』を率先して取り組まれています。忙しい時は、牛を育てながらレストランの手伝いと、家族で助け合っています。このような取り組みが評価され、平成20年度『全国優良畜産経営管理管理技術大会』で『農林水産大臣賞』を。平成21年度『第48回農林水産祭参加行事』で『内閣総理大臣賞』を受賞など、数々の賞も受賞されています。

中野「景色の良いところで、日本の雰囲気とちょっと違って、外国みたいです。」

レストランの周囲には馬やヤギなど沢山の動物たちが飼われ、子供達には人気の場所です。
やまなみハイウェイ沿いにあります。是非、お出かけください。

【連絡先】農家レストラン「べべんこ」  大分県九重町大字南の平2407-1
TEL/FAX 0973-79-3110 営業時間10:00〜17:00  定休日 不定休

玲子「さて、来週のお話は?」
中野「宮崎県五ヶ瀬町のバーバークラブさんの“長寿せんべい”を。感動的なお話があります!」
玲子「来週も、お楽しみに!」