これまでのおはなし

大分県豊後大野市『ジェラート屋ミルクファーム フルショウ』

今日は、大分県豊後大野市『ジェラート屋ミルクファーム フルショウ』のご紹介です。

中野「親しくさせて頂いている古庄さんの“アイス・ジェラード”と“プリン”をお持ちしました」
田上「ワ〜〜イ!!(拍手)」
玲子「田上さんはスイーツ男子だから、ハートがいっぱい浮いていますよ!」
田上「見た瞬間、年甲斐もなくキャ〜〜!!って言っちゃった」

【『ジェラート屋ミルクファーム フルショウ』とは?】

『ジェラート屋ミルクファームフルショウ』は大分県豊後大野市緒方に、「東洋のナイアガラ」と呼ばれる≪原尻の滝≫の近くにあります。店内は観光客や地元の方々がくつろがれるスペースがあり、座席も用意されています。代表は、古庄史老さんで、奥さんの毬子さんと息子さんの勉さんと三人で経営されています。

中野「アイスやプリンを作る材料のためだけに、牛を飼われています」
玲子「牛乳を卸して、その片手間に作られているのは聞いたことありますけど、スイーツを作るためだけに飼っていらっしゃるのですね」
中野「遊びに行ったら『今乳搾りよるけん、まっとって〜』と待たされたこともあります」
田上「すごいジェラード屋さん!」

昭和41年に酪農家としてスタート。「代々農家じゃなかったので、私が初代!」との事。つい最近まで、ホルスタイン種を飼育されていましたが、一年ほど前からジャージー種を飼育されています。搾乳量は減ったそうですが、「新しい事にチャレンジしていかんとなぁー!」と言われていました。現在は、5頭のジャージー牛を飼われていて、搾乳した牛乳の殆どを“ジェラート”などのアイスや加工品の材料として使用されています。搾乳は1日に2回、朝6時〜と夕方4時半〜行うそうです。牛乳や乳加工品を生産販売されるだけでなく、小中学生を対象にした『酪農体験』も行われています。

【商品は?】

玲子「色々なジェラードがありますね」
中野「12種類あるそうです」
玲子「“いちご”とか“抹茶”“ミルク”とかありますけど…“さくら”を頂きます」
田上「僕は“むらさきいも”を…きれいな紫!」
中野「素材もそのままの色です」
玲子「さくら餅を頂いているような、後口さわやかな“さくらジェラード”美味しい!」
田上「美味しい!むらさきいも。自然な甘さ!」
中野「サッパリしているんですよね」
玲子「牛乳が良いのでしょうね、しっかりコクも感じられて、舌の上に残っているんですよ」
中野「今日はカップですが、お店に行けばワッフルとか色々トッピングしたものとか色々なものが召し上がれますので、是非行って頂きたいです」
玲子&田上「おいし〜〜い!!!」

“ジェラート”を作り始められたのは、平成12年からだそうです。“ジェラート”の他に“アイスもなか”や地元の食材を活用した“羊羹”なども作られています。
今売り出し中の商品は、大分県が特産品と推奨する、サツマイモ“甘太くん”を材料にした加工品です。“甘太くん”は『全農おおいた』が指定する“べにはるか”という品種のサツマイモです。“甘太くん”は「40日以上貯蔵すること」や「品質検査、糖度のチェック」等など厳しい規定をクリアーしたサツマイモにのみ付けられる商標です。古庄さんは、この“甘太くん”を使って“羊羹”などを作られていますが、おススメは“甘太くん”を使ったプリンだそうです。「多分、ウチだけでしか作ってないと思うよ。」と言われていました。

玲子「ネットリとしたサツマイモのペーストが花弁のようにプリンの上にのっています!」
田上「甘太くん和風“夢”ぷりん…甘太くんだけを先に頂きます…ん〜〜おいしい!」
玲子「あまい!!口の中でホワっととけていった」
田上「これ、サツマイモですよね!美味しい!!」
玲子「プリン部分と一緒に食べると、ねっとり・むっちり・舌に絡みついてくる!」
田上「ものすごい自然風味の甘さ!最高!!」
中野「地域おこしも熱心にされているので、大分県が推奨する“甘太くん”を使って作られているのですよ」
玲子「こんなプリン食べたことが無いから特産品になればいいのに」

大分県も熊本地震で被害を受けましたし、お客さんも減ったそうです。≪原尻の滝≫を愛でて、ジェラードや“甘太くん”を召し上がってください。

●お問合せ先●
「ジェラート屋ミルクファームフルショウ」
大分県豊後大野市緒方町原尻933-2
TEL: 0974-42-2224

玲子「さて来週は?」
中野「来週は、長崎県平戸市『海隆丸』の田中さんを紹介します!」
玲子「田中さん!?来週もよろしくお願いします!」