これまでのおはなし

大分県豊後高田市の“韃靼そば”

今日は、大分県豊後高田市の“韃靼そば”のご紹介です。

玲子「今日は、お電話ですね。どちらにいらっしゃるのですか?」
中野「久留米市で、熊本もっこすマルシェの皆さんとイベントに参加して販売しています!」
玲子「お忙しいですね〜。先週、天神中央公園で行われた『九州 肉デス。ガーデン』も、おつかれさまでした」
中野「多くの方に来て頂きました。ありがとうございました!」

【豊後高田市は?】

豊後高田市は国東半島西側にある町で、昭和30年代まで国東半島で一番栄えた町と言われていたそうです。平成13年にはその頃の賑わいを取り戻したいと市をあげて地域の活性化に取り組み、昭和の町並みを再現したり『昭和ロマン蔵』などの施設も造られ『昭和の町』とも呼ばれています。

一方では特産品としての“そば”の栽培が平成15年から始まりました。
豊後高田市の“そば”は一年に春、秋の二回収穫され“新そば”を年に2回楽しむ事ができます。“そば”を年に2回収穫する地域は全国でも珍しいそうです。(ちなみに2016年の“新そば”は、11月5日に解禁になりました。)“秋そば”風味豊か深い味わいがあり、“春そば”はみずみずしく、あっさりとした食味が特徴です。

【“韃靼そば”とは?】

玲子「韃靼そば…香りがスゴク高いですね!」
中野「普通の蕎麦と違って、黄色帯びた色をしています」
玲子「茹で汁も黄色になったそうですよ!」
中野「苦蕎麦(にがそば)とも呼ばれるそうで、モンゴルの遊牧民族の方々が好んで食べたことから“韃靼そば”と付いたそうです」

“韃靼そば”は、平成24年の“秋そば”から栽培を開始し始め、今では九州一の生産地になりました。“韃靼そば”は一般的な蕎麦に比べ、小粒で製粉した物は黄色がかった色味をしています。また大きな特徴として、『ルチン』が一般的な蕎麦の100倍ほども含んでいるそうです。

玲子「茅乃舎の“江戸前めんつゆ”で、いただきます!(ツルツル〜)ん〜香りも良いけど、麺自体にしっかり味わいがありますね!」
中野「少し独特な味がすると思うのですが…」
玲子「のど越しも良くって、美味しい!」

市内には特産品の“そば”を提供する蕎麦屋さんが12店舗ありますが、全ての蕎麦屋さんは“そば”を特産品にする為に、豊後高田市が開催した『そば打ち職人養成講座』で“そば打ち”を習得されたそうです。
また豊後高田市では“韃靼そば”の“そば茶”などの加工品も作られ、リピーターの多い商品として人気があります。

玲子「韃靼そば茶…あ〜〜香ばしい!!!」
田上「美味しい!!!そばの香りの風味がスゴイ!」

豊後高田市の生産者の皆さんが作られる「韃靼そば」の主な加工品は・・・
★韃靼そば茶ティーバッグ・360円(そば?)
★韃靼そば茶・650円(そば?)
★韃靼そば(なまそば)・650円(そば生産組合)
★そばせんべ・380円(二代目餅屋清末杵や)…そば粉と黄な粉と黒ゴマが香ばしい素朴な おせんべい。
★そばの実ビスコッティ・250円(まち?)…産地ならではのそばの実入り。

【連絡先】
『豊後高田市観光まちづくり株式会社』
大分県豊後高田市新町989-1   TEL 0978−23−1860

玲子「さて、来週は?」
中野「長崎県新上五島町『虎屋』さんの“あごんちょび”をご紹介します」
玲子「また、謎な…」
中野「来週持っていきますね」
玲子「楽しみにしています!」