2015.09.14
宮崎家県日南市『森山農園』さんの“あおぎり”
今日は、宮崎家県日南市『森山農園』さんの“あおぎり”を紹介します！
玲子「いつも、良い香りと共にお越しです。」
中野「今日は、“あおぎり”をお持ちしました！普通皆さんは、黄色いミカンを想像されますが、これは温州ミカンの極早生という熟れる前の青いミカンです。」
【“あおぎり”とは？】
“あおぎり”は、“あおぎりみかん”と呼ばれる極早生蜜柑のことです。“あおぎりみかん”は、極早生の温州ミカンが色づくまでの極短い期間に収穫される蜜柑です。その為の収穫時期は、９月初旬から９月末までと一ヵ月もありません。味は、甘さより酸っぱさが際立つ蜜柑ですが、レモンの様な酸っぱさではなく、甘味も兼ね備えた爽快感のある酸っぱさが特徴のみかんです。この酸っぱさはクエン酸によるものだそうです。
中野「酸っぱさが特徴のミカンです。なかなか無いです。」
斎藤「甘けりゃいいもんじゃないんですね。」
玲子「しっかりした皮です。あ、すっぱくて美味しい！キリッとしたスッパさ。」
中野「昔ながらの蜜柑よね、運動会の時食べた味がすると御年輩の方々が喜んで買っていかれます。９月の夏バテで疲れた時に収穫できるので、うまくできていますよね。」
【『森山農園』とは？】
“あおぎり”は、愛媛県で多く生産されますが、宮崎県日南市でも栽培されています。今回紹介した“あおぎりみかん”は、宮崎・鹿児島県を中心に生産者の皆さんの農作物を紹介・販売する「南国出荷組合」の村岡さん推薦の『森山農園』で栽培された“あおぎり”です。 （※ 2014年10月20日『村岡さんの“エビイモ”』参照）
『森山農園』は宮崎県日南市大久保にあり農業歴は約４０年。温州みかん全般を栽培されています。“あおぎりみかん”も、農業を始められた頃から栽培されています。収獲時期は、極早生温州蜜柑が、９〜１０月。早生温州蜜柑は、１０月〜１２月。中生温州は、１１月〜１２月。普通温州は、１月以降だそうです。
『森山農園』の“あおぎりみかん”の収穫量は、５〜６トン。普段は５人で作業をされているそうですが、“あおぎりみかん”の収穫時期は短いため、繁忙期には８〜１０人で作業をされるそうです。
中野「最近、甘い果物は多いのですが、酸っぱさを求める方も多いのですよ。あおぎりの場合は、酸味がかっていますが今の時期に食べたら香りが良いです。」
玲子「爽やかでスッキリしますね。」
中野「昨日もイベントで村岡さんたちと販売したのですが、完売でした！！」
その年の相場によって左右されますが通常５００ｇ入り（６〜７個）で、３００円前後です。
選ぶときは、硬くて大粒のほうがいいそうです。また森山さんも、そのようなものを目指して作られているそうです。
玲子「本当に良い香りなので、香りを楽しんで召し上がってみてください。」
中野「今の時期だけですから、ちょっと注意深く果物店などで探してみてください。」
【連絡先】
「南国出荷組合」 宮崎県西都市荒武3327
TEL：0983-44-3591
玲子「さて来週のお話は？」
中野「宮崎県小林市の『徳永農園』さんの“ドライフルーツ”を紹介します！」
玲子「来週もぜひ聞いてください！！」