2018.11.26
宮崎県五ヶ瀬町『ふるさとグループ』の“たか菜肉まん”
今日は、宮崎県五ヶ瀬町『ふるさとグループ』の“たか菜肉まん”をご紹介します!
玲子「うふふ」
中野「寒い時期に美味しい物をお持ちしました」
【『ふるさとグループ』とは?】
『ふるさとグループ』は、宮崎県西臼杵郡五ヶ瀬町鞍岡にあります。メンバーは、代表の曽我部里美さん、曽我部善一さん、甲斐幸子さん、の3名で、“たか菜肉まん”を製造、販売されています。
代表の里美さんの義母にあたる前代表の曽我部房子さん(残念ながら、お亡くなりになっています)が五ヶ瀬地区の農業婦人の地位向上を目指し、結成されたのが『ふるさとグループ』です。結成当時、五ヶ瀬町にできたスキー場を拠点に売場を設け、特産品を販売されていたそうです。里美さんのお話によれば、房子さんと善一さんが、駐車場の一画に建てた小屋のような建物での販売から始められたそうです。当時は“カボチャまんじゅう”“ヨモギまんじゅう”なども販売されていましたが、スキー客の皆さんから、「甘くないまんじゅうが欲しい!」という要望があり、25年ほど前に、当時メンバーではありませんでしたが里美さんのアイデアで“たか菜肉まん”が開発されたそうです。
【“たか菜肉まん”とは?】
玲子「具が多い!」
コン「高菜がギッシリですね!見とれるわ〜〜この断面!!」
玲子「いただきます!美味しい!!」
コン「ウマい!!」
中野「色々な所の“高菜まんじゅう”を頂きましたが、ココのが一押しです」
コン「コンちゃんランキング第一位です!!」
里美さんは島根県出身で、嫁がれる前、長野県白馬村のペンションで働かれていたことがあるそうです。白馬村では、冬の食べ物である“おやき”に“野沢菜漬け”を炒めて餡として入れる習慣などがあり、“たか菜肉まん”は、白馬村のこの“おやき”がヒントになったそうです。「高菜肉まんのヒントと最初のレシピは私提供しましたが、そのあとは義母達が試行錯誤を重ねて、今の高菜肉まんの形になりました。高菜肉まんの具材に、高菜のほか、椎茸を入れるか、タケノコを入れるか迷いましたが、好き嫌いが多そうな椎茸はやめて、タケノコを入れることにしました。」と里美さんが当時を振り返ってくれました。
玲子「甘く炊いたお肉!タケノコの食感も良い!!」
中野「自家製の“高菜漬け”と“タケノコ”と“豚肉のミンチ”が入っています」
コン「こりゃたまらん。もっと塩辛いかなと思ったけど甘みがあって物凄く美味しいです」
中野「横にある“唐辛子の麹漬け”を付けて食べてみてください」
玲子「ピリッとして美味しい!」
コン「一気に大人の味になりますね」
玲子「黄色い紙に説明文があるんですけど、 “阿蘇の高菜”“豚肉”“裏山から採った筍”って書いてある」
中野「幸子さんが裏山から採ってくるそうです」
玲子「皮も美味しいけど、中身だけ売っても売れそう!おかずになる!」
中野「高菜を炒めた後に包まれているから絶妙な味です」
コン「毎日食べたい!」
製造量は一日、150個のみ。現在は地元五ヶ瀬町にある五ヶ瀬ハイランドスキー場(2019シーズンは、12月14日(金)〜 )、特産品販売所などで販売されています。また冷凍品として、全国から注文が来ているそうですが、「製造は11月〜3月に限定しています」とのことです。
●連絡先『ふるさとグループ』宮崎県西臼杵郡五ヶ瀬町鞍岡2847-イ
TEL: 0982-83-2488
コン「五ヶ瀬ハイランドスキー場にはロケで何回か行ったのに、食べたことが無かった…損してるなあ…」
中野「スキー場に行く途中にログハウスがあるのですが、そこでも販売されているようです。息子さんがログハウスを作って販売しているそうです」
玲子「ぜひお立ち寄りください。さて来週は?」
中野「長崎県平戸市の“宝亀かまぼこ”をご紹介します!」