これまでのおはなし

宮崎県小林市の『徳永農園』さんの“ドライフルーツ”

今日は、宮崎県小林市の『徳永農園』さんの“ドライフルーツ”を紹介します!

玲子「今日は色とりどりの品をお持ち頂きました。。」
中野「今日は、“ドライフルーツ”をお持ちしました!」
斎藤「女性は大好きですけど、ちょっと高かったりとか…」
中野「今日の“ドライフルーツ”は、宮崎県小林市の『徳永農園』という農家さんが作られています。」

【『徳永農園』とは?】

『徳永農園』は、宮崎県小林市須木(すき)にある農園です。3代目の徳永篤さんと、篤さんのお母さん千鶴さんを中心に農業を営まれています。

もともと『徳永農園』では、栗・ゆず・ブルーベリーや野菜などを栽培されていました。

中野「昨年から、ドライフルーツを本格的に始められました。」
玲子「どうして、ドライフルーツを?」

篤さんは元々、農業が嫌いで後を継ぐつもりはなかったそうで、ドライフルーツなどを作る加工会社で働いていました。しかし昨年お父様を亡くされ、自分なりの若い目線で、農業だけでなく、どのように販売していくか考え、ドライフルーツを作り始めました。
「生産・加工・販売という小さな6次産業をしておりますが、今まで加工しかした事なかったので生産・販売は経験がなく、苗の植え付けをしても鹿などに食べられたりするなど苦労しています。」とのこと。畑を荒らすわけにはいかないと、新しく180本の栗の苗木を植えるなど、お母さんと一緒に、できる限り農薬・化学肥料を使わない栽培方法を模索されています。

斎藤「MIXで、色々なものが入っていますよ!ミカン、メロン、ドラゴンフルーツ…」
玲子「珍しいですね!これは何だろう???」
中野「それは…パパイヤじゃないでしょうか?」
玲子「噛めば噛むほど甘味が!」

【“ドライフルーツ”は?】

篤さんが約10年勤められていた加工品メーカーで、「栗」や「ゆず」のドライフルーツを作られていましたが、自家製の果物や他のフルーツでもやってみようと作り始められたそうです。開発された当初は「砂糖」が使われている為、敬遠されるお客様も多く中々売れなかったそうですが、現在は「砂糖」を不使用、無添加、原料は国産にこだわった商品を作られ、こちらは約10種類。それ以外でも美味しい果物は製品化しようと、チョコレートでコーティングした新商品など約60種類作られています。

斎藤「お砂糖を使わないでこれだけの甘さが出るんですね。皮ごとドライ!」
中野「種類別に、乾かし方も違うので大変だと思うのですが、それをMIXしています。」
玲子「この黒いのは、ブルーベリーだ!」
中野「ブルーベリーは、徳永農園さんで栽培されています。」

沢山のドライフルーツを作られていますが、篤さん曰く「個人的にはパイナップルが好きですが、砂糖不使用のドライフルーツは野菜と同じ感覚でサラダに入れて食べてもらいたいと思っており、外食産業で使ってもらうようにしています。」ということです。

斎藤「小腹が空いた時にいいですよね〜」
中野「いろいろ工夫されていますが、まだ始めたばかりなので宮崎県内のイベントなどで販売されています。」
玲子「甘みと酸味が濃くなっている気がする…もともとのフルーツより。」
中野「お日様の光ですかね。」

現在は「軽トラ朝市」など県内の色々な催事販売に積極的に参加され販売されています。  福岡の百貨店販売にも挑戦され「商品作り」、「販路の拡大」に取り組まれています。今年7月に「徳永農園ショップ」を地元に作られそこで販売もされています。

【連絡先】
「徳永農園ショップ」  宮崎県小林市須木奈佐木4095-24
TEL: 0984-48-3977

次回から、「久原本家グループPresents中野ユキヒロの九州の食と文化応援隊」の放送時間が変わります。2015年10月から、毎週土曜日、お昼1時45分から「徳永玲子の午後はニコニコ」の中でお送りします!
(※次回10月3日(土)は、お昼12時40分からお送りします。ご了承ください。)

斎藤「いつもおいしい食べ物、そして為になるお話、ありがとうございました。隊長から聞いたお話を何回も使わせて頂きました。今後もイベントなどでお会いすると思うので、よろしくお願い致します!」
玲子「さて次回のお話は?」
中野「壱岐の「柚餅子」を紹介します!」
玲子「次回は、10月3日(土)12時40分からです!よろしくお願い致します!!」