これまでのおはなし

宮崎県延岡市の『田口ファミリー果樹園』さんの“パリメール”

今日は、宮崎県延岡市の『田口ファミリー果樹園』さんの“パリメール”を紹介します!

玲子「神々しい粒粒が!」
中野「出始めたばっかりのブドウ“パリメール”を!」
斎藤「しゃれた名前ですね。パリからのメールですか?」
中野「田口ファミリー果樹園さんのオリジナルブランド名です。」

【“パリメール” とは?】

“パリメール”は、『田口ファミリー果樹園』のオリジナルブランドのブドウで、品種は≪瀬戸ジャイアンツ≫です。≪瀬戸ジャイアンツ≫は、平成元年に品種登録されたブドウで「グザルカラー」と「ネオ・マスカット」を掛け合わせてできた品種です。岡山県の瀬戸町で品種改良、開発されたのでこの名称がつけられています。

斎藤「これ、皮ごと食べるんですか?」
中野「ハイ!」
玲子「あら、甘い!」
中野「食べた時に、パリッとはじけてジュワーっとジューシーな味が広がって、思わずメールで誰かに教えたくなるから“パリメール”です!」
斎藤「そっちの“パリ”!? 持った時に弾力があって、はじける感じがすごいですよね!」
玲子「そして、メールしたくなる(笑)」
中野「予想を裏切る名前の由来ですが…」

酸味は比較的少なく、糖度が高いブドウで、皮ごと食べられるのも特徴です。一粒一粒が非常に大きなブドウで、シャボン玉が三つ重なったような形状をしているので「桃太郎ブドウ」とも呼ばれています。粒が大きく、また上質の“パリメール”に育てるには、一房の実の数を調整する『摘果』が重要な作業になります。その他にも、収穫を終えたブドウの木の手入れや剪定作業など、果実が実った後にも大切な作業が数多くあるそうです。

中野「今日お持ちしたのは、出始めなので少し小さいですが、田口さんから以前頂いた“パリメール”は、一房が1kg近くもあるものでした!」
玲子「よく、皮ごと食べられるブドウありますけど、皮の渋味が出てあまり好きじゃなかったんですけど…これは無いですね。食感も甘みも美味しい!」

【『田口ファミリー果樹園』とは?】

『田口ファミリー果樹園』は、宮崎県延岡市北方町にある果樹園です。 北方町は、国道218号線を西から宮崎県高千穂町、日之影町と移動すると延岡市に入ってすぐの位置にある町で「干支の町」と呼ばれる町です。自然豊かな寒暖の差が大きい土地の為、糖度の高い上質の果物が生産されます。
『田口ファミリー果樹園』では、田口正幸さんと御家族でブドウ・柿などの各種果物を有機栽培によって育てられています。

斎藤「田口ファミリー果樹園さんの写真があるのですが、子供が沢山!一族ですか?」
中野「家族で“明るく、楽しく、仲良く”をモットーに農業を営みたいと『田口ファミリー果樹園』と付けられたそうです。」
玲子「みんなで手を掛けられているのでしょうね。」

正幸さんは高校卒業後、大工さんとして横浜に就職されましたが、その後帰郷し、「北方の豊かな自然の中で栽培した旬の果物を全国に届けたい。」という思いで果物を作られているそうです。

玲子「やっぱり、一番の特徴は“パリメール”の“パリッ”ですね!」
斎藤「ぜひ体感してほしいですね!」

[お問い合わせ先]
「田口ファミリー果樹園」
宮崎県延岡市北方町蔵田辰816 (TEL/FAX)0982-47-3166

玲子「さて来週のお話は?」
中野「長崎県新上五島町、中本さんの“がんこ親爺のこだわりうどん”を!」
玲子「来週もぜひ聞いてください!!」