これまでのおはなし

山下商店 山下賢太さんの「大豆バター」

今日は“鹿児島県 薩摩川内市 甑島 山下商店 山下賢太さん「大豆バター」”を紹介します!

【甑島(こしきじま)とは?】
鹿児島県川内駅から12分、川内港から高速船で40分ぐらいのところに浮かんでいる島。
上甑と下甑に分かれています。

中野「いろいろ面白い観光スポットがあって、下甑には、横から見るとナポレオンの顔に見える『ナポレオン岩』とか、夜になったら出てくる『ドンキュー』というカエルの大群とか、サソリに似た『スムシ』という厄介者とか、とにかく色んなものがあって、食べ物も『タカエビ』というアマエビ、これ物凄く美味しいです!『キビナゴ』も最高に美味しい所です。」
玲子「行ってみたいな〜甑島」

【山下賢太さんに出会ったのは…】
3年ぐらい前、中野さんが甑島に渡る為、港で船を待っていたら、甑島から福岡へ向かう賢太さんと偶然会う。島に渡り、現在の賢太さんの奥さん:麻由さん(当時は横路麻由さん)に案内してもらう。

イケメン賢太さんは、ちょっと変わった経歴の持ち主。
JRA日本中央競馬学校騎手課程20期生、京都造形芸術大学卒など、農業とは縁がありませんでしたが、京都造形芸術大時代、年に一度、故郷の甑島で「KOSHIKI ART PROJECT」イベントを企画開催していました。甑島には賢太さんのおばあちゃんが居て、毎年このイベントをとても楽しみにしていました。ある時「年に一度会えるのはとても嬉しいけれど、ずぅーと島に居てくれた方がもっと嬉しい」と。その言葉で…故郷に帰り、島暮らしする事を決心しました。

玲子「やさし〜い!」
中野「しかも甑島の色んな品物を山下商店さんが窓口になって、いろいろ紹介しているんです」

【山下商店とは…?】
社名は「東シナ海の小さな島ブランド株式会社」代表取締役:山下賢太さん。
お米とか、タカエビとか、キビナゴのオイル漬けなど。
今は島の古民家を改修して「とうふ屋」も始め、早朝より豆腐作りをしながら、地元食材の販売の窓口になり島を元気づける為、他にも色々な活動をされています。

玲子「ここに行ったら、お土産とかグルメ、バッチリですね!」

【山下さんが開発した“大豆バター”とは?】
「ピーナッツバター」は良くありますが…「大豆バター」は殆ど作られていないのでは?

玲子「お豆腐??? 茶色で、バターともお豆腐ともかけ離れていますよ!」
中野「ちょっと、ピーナッツバターみたいでしょ」
玲子「味噌みたいですよ!・・・(試食)・・・粒粒が残っていて、食感が残っていて、甘くて美味しい!コクがある!」
中野「九州産大豆『ふくゆたか』で、お砂糖は、喜界島の黒砂糖を使っています」
玲子「大豆ってすごーい!」

パンに塗ってそれからトーストにすると香ばしくて本当に美味しいバターです。

●山下賢太さんの“大豆バター”の連絡先
『東シナ海の小さな島ブランド株式会社-甑島のおいしい風景をつくる-山下商店』
〒896-1101鹿児島県薩摩川内市里町里53
TEL&FAX 09969(3)2212
HP: http://island-ecs.jp/

中野さん「若い夫婦2人で頑張っているんです!島に若い人が帰ってほしいと。こうやって物が出来て売れていけばねえ。是非島に渡って、賢太クンに会って下さい。」

さて来週は?

中野さん「“大分県竹田市 卯野農場さんの「トウモロコシ」”」