これまでのおはなし

朝倉市秋月にある『月の峠』の“つぼみ菜まんじゅう”

今日は、朝倉市秋月にある『月の峠』の“つぼみ菜まんじゅう”をご紹介します!

玲子「有名なパン屋さんですよね?!」
中野「天然酵母のパンで、カレーパンが有名です」
玲子「では、今日はカレーパンですね!」
中野「いいえ!」
コン「カレーパンは…ない」

【『月の峠』とは?】

『月の峠』は福岡県朝倉市秋月にある天然酵母のパン屋さんです。『月の峠』の前身は、140年の歴史を持つ製麺所で、代表の三隅浩一さんは5代目ですが「三隅製麺所は、私の代で終わりそうです。」とお話されていました。当初は、麺と饅頭の製造販売をされていたそうです。「そのため、屋号も日本的な“月の峠”とつけました。パン屋になってもそのままの屋号を使っています。」とのことです。

パン製造を本格的に始められたのは平成3年からだそうです。パンの製造は殆ど独学で学ばれそうです。「東京の大学を出て、修行のために就職した会社でパン屋や製麺所への営業をしていました。営業先で製造の手伝いをすることも多く、その時見た製造の方法などが役に立ちました。」

玲子「見て覚える?!役者さんみたい」

【“つぼみ菜まんじゅう”とは?】

代表の三隅さんは地域おこしなどの活動に携われており、昨年オープンした『あきづき市場』の運営母体である『株式会社 秋月未来構想の会』の役員もされています。今回『あきづき市場』の一周年に際し、数品のオリジナル商品の開発を行いましたが、そのうち一品、“つぼみ菜饅頭”は三隅さんを中心に、朝倉の特産品でもある“つぼみ菜”を生産する久保山さんと連携され開発しました。

玲子「つぼみ菜!珍しい!!」
中野「花の芽みたいな野菜なのですが、つぼみ菜の古漬けを使った饅頭です」
玲子「古漬けですか!お肉のミンチも入っている!」

“つぼみ菜饅頭”の主材料である“つぼみ菜の漬物(古漬け)”は久保山さんが加工し、≪プレーン≫≪椎茸味≫≪キムチ味≫の各種を、三隅さんが開発されました。

コン「めっちゃ美味いですよ!」
玲子「ん!つぼみ菜、シャキシャキしてる!ちょっと甘辛く炊いてあって」
中野「つぼみ菜の食感がコリコリしているので、カットの大きさとか研究をして出来上がりました」
玲子「このシャキシャキが良いね」
コン「パンの食感も良いですよね。モチモチで噛めば噛むほど甘くなってくる!」
中野「生地も特殊な加工法がしてありまして企業秘密だそうです」
玲子「これ、満足ですよ」
コン「キムチ味も美味しい!」
中野「三隅さんもキムチが一番好きと言っていました」
玲子「椎茸も美味しい!」
中野「これ、まだ発売されていないんですよ!」
玲子「え?!」
中野「『あきづき市場』の関係者以外で、お二人が初めて3種類召し上がった事になります!」

『あきづき市場』の一周年を記念した新商品は“つぼみ菜饅頭”のほか“紅蓼のアイスキャンデー”“蕎麦巻”などがあり、3月16日、17日に行われる「一周年祭」で、限定になりますが、販売や試食会などが行われる予定です。

中野「まだまだ進化の途中です。“つぼみ菜まんじゅう”は『あきづき市場』だけの販売になる予定です」

●連絡先●『月の峠』福岡県朝倉市秋月380
TEL: 0946-25-1115

玲子「さて来週は?」
中野「佐賀県小城市『橘屋八頭司羊羹本舗』をご紹介します!!」