これまでのおはなし

柳川市の“カバ印のアイス屋さん” 『樺島氷菓』と『杏理ファーム』

今日は、柳川市の“カバ印のアイス屋さん”こと 『樺島氷菓』と『杏理ファーム』を紹介します!

中野「今日は、季節がズレますが“アイス”を!」

【『樺島氷菓』と『杏理ファーム』とは?】

“カバ印のアイス屋さん”こと『樺島氷菓』と『杏理ファーム』は両社ともに、樺島一晴さん・樺島栄子さんご夫妻が経営されています。『杏理ファーム』は平成17年から、『樺島氷菓』は平成19年から本格的を開始されました。
樺島さんのお父さんの頃は“イ草”の栽培をされていたそうですが、現在は、ハウスでの各種農産物の栽培や、メインの“お米”また飼料用の“ワラ”を生産されています。
平成7年には、樺島さんが生産された“お米”が福岡県代表の献上米に選ばれたほどです。

中野「平成17年にハウスを作り、マンゴーやドラゴンフルーツなどを栽培されて、それを使ったアイスクリームを作られたんです。僕がちょっとお邪魔した時、『今、アイスクリームあんまり売れないでしょ。アイスキャンデーにしないですか?』とつい言ってしまったんです。そうしたら、平成19年にそれが出来ました!」
斎藤「たった一言が??アイスキャンデーは、氷菓子ですよね?」
中野「この頃少なくなりましたし、暑い時あまり乳製品みなさん召し上がりたくないんですよ。氷の方がいいんです。それを樺島さんが、四国まで機械を探しにスグ行かれて出来たんです。ですから僕もちょっと自慢の一品なんです!!」
斎藤「なるほど、だから鼻息が荒いんですね。」
中野「そうなんです!70回以上紹介していますけど、自慢するのは初めてです!」

【『杏理ファーム』とは?】

『杏理ファーム』では、大きなハウスの中でマンゴーやドラゴンフルーツ等の果物、またブーゲンビリア等の花々も栽培されています。先日伺った際は、樺島さんから “バニラ”の木も拝見させて頂きました。ハウス内で収穫された果物は、アイスクリームやアイスキャンデーの原料として加工されています。「今年はマンゴーが1万個くらい収穫できましたが、殆ど青果として直売で売れ、アイスの材料が足りない程でした。」と話されていました。
ハウス内は農産物が育てられる場所だけでなく、来場されるお客さんも入室できる様になっています。柳川市の名物「ひなまつり」の時期には、直径2mもある巨大な「さげもん」が飾られ、来店する皆さんに喜ばれています。

玲子「カバ印のアイスキャンデー、もっと歴史があると思っていました。そして、色んなお味がありますね?」
斎藤「ホント、まさか隊長が絡んでいるなんて!!」
中野「今でも『あんたがいなかったら出来てなかったです』と言ってもらえて、本当にありがたいです。」

【『樺島氷菓』とは?】

『樺島氷菓』で製造される“アイスキャンデー”各種は、現在大人気で引き合いも多く、遠くは関東まで販路が拡大されました。今は生産が追い付かない程だそうです。
一本一本手作りで製造されるアイスキャンデーの約7割は“カバ印のアイス屋さん”のアイスキャンデーとして自販されます。

玲子「もっと氷の部分が多いかと思ったら、生のマンゴーをたっぷり練りこんだ感じがして美味しい!」
中野「先日、生のマンゴーを食べさせて頂きましたが本当に甘くて、それをアイスキャンデーに使っています。」
斎藤「本物の感じがしますね。」
中野「地域おこしなどイベントも多くされていて、昨年2014年には農林水産大臣賞も受賞されています。アイスだけじゃないんです!」
斎藤「アクティブな顔されていますね。」
中野「思いついたらスグ!の方で、大好きな生産者の方の一人です」

[連絡先]
「杏理ファーム」〒832-0089 福岡県柳川市田脇524-1
TEL:0944-73-8120

玲子「さて来週のお話は?」
中野「宮崎県の“あおぎり”を紹介します!」
玲子「来週もぜひ聞いてください!!」