これまでのおはなし

森本牧場の“筑穂牛”と『筑穂牛ファンクラブ』

今日は、森本牧場の“筑穂牛”と『筑穂牛ファンクラブ』を紹介します!

玲子「見ているだけでヨダレが…」
中野「今日は“牛肉”を!」
斎藤「スタミナが無くなっている時に助かりますね。」

【“筑穂牛”とは?】

“筑穂牛”は、福岡県飯塚市(旧筑穂町)で肥育されているブランド牛(黒毛和牛)です。1970年代初めに肥育事業が始まりました。当時は合併前の旧筑穂町中心に肥育されていたため“筑穂牛”と言うブランド名が付きました。福岡県内では最も古いブランド牛の一つです。最盛期には、35戸の生産農家さんがありましたが、現在は『森本牧場』『瓜生牧場』『上野牧場』『大庭牧場』の4軒だけです。

玲子「焼いただけのお肉なのですが、良い香りが!」
中野「サーロインを焼き肉用にカットしてあるものです。黒毛和牛です!」
玲子「サシが良い感じに走っていまして、塩だけで頂きます!」
斎藤「ウマい!柔らかいし。」
玲子「噛み締めると赤身のしっかりとした味わいが!脂身はスッキリとして、美味しい!!」
中野「非常に品質の良い牛を育てている皆さんです。」

【『森本牧場』とは?】

森山牧場は、森山義彦さんとお父さんの森本運さんで約50頭の牛を優しく丁寧に育てられています。現在飼われている牛は、鹿児島県の繁殖農家さんが約9ヶ月育て競り市に出された牛を購入したものだそうです。

中野「エサを与える順番も色々と考えられています!」

森本牧場には3棟の牛舎があり、中央の畜舎には、成長期の牛達が飼われています。この時の牛達のエサは、内臓や骨格などしっかりとした基本的な身体を作る為、“わら”や“牧草”を中心にした『粗飼料』です。
生育の状況を見ながら、他の2棟の牛舎に振り分けます。生育の良い牛は、2棟飼いの柵で育てられるそうです。そして、約10種類の穀類を筑穂牛独自にブレンドした『濃厚飼料』の量を増やしつつ、ゆっくり大きく育てていきます。そして、28〜30ヶ月育てた牛が出荷されます。

中野「僕が行ったら、近寄ってくるんですよ。人馴れしているといいますか、ストレスが無いんです。」
玲子「フワッとした肉質ですよ。」
中野「『寝牛』と言って、牛はリラックスしたら横になって寝るらしいです。」

【『筑穂牛ファンクラブ』とは?】

大切に育てられた“筑穂牛”を消費者の皆さんに広く知ってもらい、肥育農家さんを応援しているのが『筑穂牛ファンクラブ』の皆さんです。2012年11月29日『いい肉の日』に発足、代表は森本義彦さんと田中仁さんです。各種のイベント等に参加され“筑穂牛”の消費拡大に尽力されています。

中野「別府市で行われたイベントに出たのですが、あっという間に売り切れたそうです。」
玲子「筑穂牛、美味しいわ!」

【お問い合わせ先】
「JAふくおか嘉穂」 TEL:0948-24-7060

中野「販売店やお取り寄せの情報を聞いてみてください!」
玲子「さて来週のお話は?」
中野「宮崎県延岡市の田口ファミリー果樹園さんの“パリメール”を!」
斎藤「甘い系ですか?」
中野「本当においしいです。」
玲子「来週もぜひ聞いてください!!」