これまでのおはなし

熊本県上益城郡山都町の『そよ風パーク』の“もろみ豆腐”

今日は、熊本県上益城郡山都町の『そよ風パーク』の“もろみ豆腐”を紹介します!

中野「『泊まれる道の駅・そよ風パーク』のレストランの総料理長・田中眞一郎さんが作くられている“もろみ豆腐”を今日は持ってきました!」

【『そよ風パーク』とは?】

『そよ風パーク』は熊本県上益城郡山都町にある「道の駅」の名称で、直売所・レストラン・宿泊施設・大浴場・サッカー場などを持った複合施設で、全国的にも珍しい「泊まれる道の駅」です。

【“もろみ豆腐”とは?】

地域によっては“山うに豆腐”とも呼ばれる、柔らかく味噌の風味豊かな“もろみ豆腐”で、木綿豆腐を“もろみ”に数週間から数か月間、漬け込んだ物です。

斎藤「“もろみ豆腐”って有名なのですか?」
中野「実は有名で“みそ豆腐”とも言われます。」
玲子「美味しい〜!! ねっとり、あまじょっぱい!コクがある!」
斎藤「おつまみにもいい!」
中野「チーズみたいでしょ!?」

熊本県を中心に作られている伝統食品で、1200年以上も前に平家の落武者が保存食として食していたのが発端といわれています。昔は持ち歩かなければならないので、堅い木綿豆腐を使い、仕上がりも「樫の木豆腐」と言われる堅い保存食だったそうです。今でも、五木村や山都町などの家庭で作り食べられていて、製造販売される事業者も複数おられます。

中野「今回は、プロの料理人が作ったお土産の『謹製もろみ豆腐本格二段仕込み』です。」

【『謹製もろみ豆腐本格二段仕込み』とは?】

総料理長・田中眞一郎さんは、料理人として45年以上のキャリアがあり、厚生労働大臣表彰受賞などいくつもの賞を受賞されています。田中さんは、昔から伝えられてきた伝統技術のうえに、料理人のプロの技術を取り入れ『本格二段仕込み』という方法を考案され作られています。使用する材料も、できるだけ地元のものをと、木綿豆腐も熊本県産の大豆を原料にしたものを使われています。田中さんは「会席料理」や「おせち料理」の他にも、身体に良い食材と調理法で、健康志向のメニュー開発にも取り組まれています。

斎藤「そよ風パークには、田中さんが作った“もろみ豆腐”があるのですか?」
中野「田中さんが作ったものや、他の事業者さんが作った“もろみ豆腐”とか何種類か置いてあります。ココの特産品になっていますから。」
玲子「時間をかけて漬け込まれていて、本当においしい!ご飯もお酒も進みそう!」

『そよ風パーク』のある山都町は、九州のちょうど真中あたりに位置する場所で「九州のへそ」と呼ばれています。特産品としてブルーベリーがあり、その他にも多種の豆類などの農作物や加工品があります。

斎藤「福岡から行くと、大変ですか?」
中野「三船インターチェンジから高千穂方面へ一本道です。宮崎県五ヶ瀬町の手前、県境にあります。美味しい農作物があったり、お豆類が沢山あったりして、今は豆ごはんを作ったり、新商品開発をされています。」

『そよ風パーク謹製 もろみ豆腐 本格二段仕込み 220g入り』・・・650円(税込)

【連絡先】「そよ風パーク」 熊本県上益城郡山都町今297
TEL: 0967-83-0880

玲子「次回のお話は?」
中野「熊本県植木町の伊藤さんのスイカを。」
玲子「もうスイカ!?」
中野「みんな夏のイメージありますけど、今頃なんです。」
玲子「5月5日、ご期待ください!」