これまでのおはなし

熊本県玉名郡和水町『なごみの郷高野地域づくり協議会』の“Nagomi 大豆 Coffee”

今日は、熊本県玉名郡和水町『なごみの郷高野地域づくり協議会』の“Nagomi 大豆 Coffee”のご紹介です。

玲子「もう良い香りに溢れていまして」
田上「スタジオ中がね!」
玲子「身体いっぱい吸い込んでおります!」

【『なごみの郷高野地域づくり協議会』とは?】

『なごみの郷高野地域づくり協議会』は、熊本県玉名郡和水町高野にあります。地域づくり、地域活性化を目的に7年前から活動をされています。現在は約15名の地域の皆さんが、古民家を『古民カフェ』として改装して、ここを拠点に“Nagomi 大豆 Coffee”などを作られています。

中野「和水町は高齢化地域で、若い人とご年配の方と手をとって、みんなで賑やかに一緒に頑張られています」

合同会社和竹香代表:古川寛さん     和水町役場勤務:大山和説さん

それぞれ仕事を持たれている為、仕事が終わる19時くらいから製造が始まります。現在は受注製造のため、注文対応やイベント販売などで販売する際に必要な数量を製造されているそうです。


米川製材株式会社代表:米川幸次さんと米川ひろ子さん

和水町では空き家も多くある為に 有効な活用方法を模索されています。『古民カフェ』も、その活動の中で改装されたそうです。米川和説さんによれば、「必ず参加者は最低釘一本を打って改装作業に参加しよう!」と声を掛けながら古民家改装をされたそうです。


和水町地域おこし協力隊:猪口拓真さん 猿渡功志さん

【“Nagomi 大豆 Coffee”とは?】

玲子「大豆のコーヒー??」
中野「見かけは、普通のコーヒーと変わりません」
田上「すごく良い香りなのですが、これが大豆で??」
玲子「言われれば、大豆の香ばしさの中に甘みある香りで…いただきます…まろやかで美味しいコーヒーですね」
田上「サラッとしているけど、少しコクもあります」
玲子「体にしみこんでいきます」
中野「飲み終わった後に、ちょっとコクが出てきて、微妙に大豆の味が残ってくるんですよね」
玲子「コーヒーならではの苦みも感じつつ、後味に甘みがあります!不思議なコーヒーです」
中野「“苦み”を出すために“焙煎”に苦労されたそうです」

“Nagomi 大豆 Coffee”は、約2年前から商品開発に取り組まれたと言うことです。材料の大豆は、熊本産の大豆“フクユタカ”を使われています。大豆を焙煎し、大型ミルで挽いていきます。500gの大豆(写真の1トレー分)を焙煎すると約400gに重量が減ります。1飲分(14g)のティーパックで、約30パック分になるそうです。


焙煎後 と 焙煎前の大豆

開発中には様々な試行錯誤を繰り返されたそうですが、適切な焙煎の時間、度合いを見極める作業が一番大変だったと言うことです。現在は150度で30分焙煎した後、200度で40分と細かな作業で香り、程良い苦みを作れるようになったと言うことです。1飲分の分量も、現在は14gの定量で製造されていますが、適量を決定するまでは試飲の連続だったそうです。“Nagomi 大豆 Coffee”は1飲分ずつの簡易ドリップで販売されていますが、試作、試飲の際のドリップの際に目詰まりを起こし十分に抽出できなかった経験をいかし、現在は粗めのグラインドで仕上げられています。

中野「全部手作業ですが本格的に作られていて、味が整っているんですよ」
田上「ホントですね」
玲子「香りも魅力ですね!でも…(笑)パッケージに何もない…」
中野「実は今回チョット訳ありで、印刷する予定だったのですが、インクの種類を間違えて、僕が行った時に印刷できなかったのです。すみません」
玲子「手作り!!!」
中野「普通にドリップできるようになっています。古川さんによると1パックで3回ぐらい入れられるそうです。ただ3回目は“大豆茶っぽく”なるそうです。

●価格●
「Nagomi 大豆 Coffee」・・・1飲分14g入 157円(税込)
※イベントなどで、販売されています。

●お問合せ先●
『合同会社 土和竹香』 代表: 古川寛さん   TEL:090-3429-4895

玲子「和水町にも遊びに行ってほしいですね」
中野「ぜひ!三加和温泉も近くにありますから!」
玲子「さて来週は?」
中野「来週は、大分県豊後大野市“ジェラート屋ミルクファーム フルショウ”を紹介します!」
玲子「来週も楽しみです!」