これまでのおはなし

熊本県菊池市の神尾さんの“肥後グリーン”

今日は、熊本県菊池市の神尾さんの“肥後グリーン”を紹介します!

玲子「何のグリーンかと思いきや、スタジオ中に甘い良い香りが!!!」
中野「今日は熊本県菊池市七城町の“メロン”を!」
玲子「メロンドームがあるところだ!」

【“肥後グリーン”とは?】

“肥後グリーン”は熊本県で品種改良され、産地限定品種に指定されたネット系のメロンです。他のネット系メロンと比べて、深みのある緑色にネット模様が入ったメロンです。

中野「イチゴの“あまおう”も福岡県で栽培され、他の県では栽培は出来ないのですが、“肥後グリーン”も熊本限定の品種です。“肥後グリーン”を栽培されている農園は熊本に沢山あるのですが、今日は神尾さんを紹介します!」

【『神尾農園』とは?】

熊本県菊池市七城町にある神尾農園では、神尾欣成(キンセイ)さんと、御両親の桂一さん、景子さん三人で“メロン”の栽培をされています。メロン畑のハウスの総面積は、約50アール(5反)あります。“肥後グリーン”は、4月20日くらい〜6月いっぱいまでが出荷時期で、神尾農園では 約600株の“肥後グリーン”を栽培されています。また“肥後グリーン”の他にも、“ホームランメロン(3月20日くらい〜)”、“クィンシーメロン(4月20日くらい〜GW前)”、“タカミレッド(5月〜6月)”、“アールスメロン(7月〜12月)”等、数種類のメロンを栽培されています。

玲子&斎藤「うわっっ!!!あま〜〜〜い!!!」
中野「糖度が、15〜16度で、高い時には17度あるそうです」
斎藤「皮の近くまで甘くて、柔らかいですね〜」
中野「メロンは、収穫して3〜4日追熟期間を置いた時が一番おいしくなるそうです」
玲子「果汁も多いし、果肉がトロトロしてる!完全に熟れた状態なのでしょうね」
斎藤「パーフェクトですね!10点あげましょう!」
中野「今日のは、4L玉を送って頂いて、計ったら2kg以上ありました!」

【“肥後グリーン”の育て方は?】

神尾さんの農園では『二本仕立て』で栽培し、一株から2個の“肥後グリーン”を収穫します。肥料は、有機肥料を使用されているそうです。4月くらいまでは『地這い』、気温・地温の上がる夏場にかけては『立体』で栽培されています。『ネット模様』も気温・湿度などを管理し調整することで、美しい模様が現れるそうで、「種類、栽培時期によって全て条件が異なります」とのこと。高度な技術が必要だそうです。

玲子「今度いつ食べれるか分からんから、もう一口食べとこ…。これお高いんでしょ?!」
中野「今日頂いたのが、4Lで2個入っていまして、税込3800円」
玲子「うっそ〜〜!! お中元にいいかも!?」
中野「送料は別ですけどね」

“肥後グリーン”の生産農家の皆さんは、共通の『化石サンゴ』が主成分の資材を使われているそうです。また独自に栽培方法を研究、工夫され、更に美味しい“肥後グリーン”を目指して努力されているそうです。

【《道の駅 七城メロンドーム》では?】

菊池市七城町にある《道の駅 七城メロンドーム》には、各農園で収穫されたメロンが集まり、販売されています。また宅配も出来ます。また《メロンドーム》では、糖度を正確に測る器械も導入され、品質の管理・向上に努められています。沢山の種類のメロンが販売されていますから、ぜひ《道の駅 七城メロンドーム》にお出かけください。

中野「お時間があれば、お母さんの神尾景子さんが販売されているかもしれません」

(価格)肥後グリーン 秀 4L・・・2個入り 3800円(税込)

【連絡先】
道の駅 七城メロンドーム
熊本県菊池市七城町岡田306  TEL: 0968-25-5757

玲子「さて来週のお話は?」
中野「鹿児島県は奄美・加計呂麻島、加計呂麻農園の“ハンダマ”と“カケロマ島ジェノベーゼ”を。」
玲子「来週もぜひ聞いてください!!」