これまでのおはなし

福岡宮若市の『豆米』の“米粉パン”

今日は、福岡宮若市の『豆米』の“米粉パン”を紹介します!

玲子「良い香りと共にいらっしゃいました!カワイイ!」
中野「全て“米粉”を使った“米粉パン”を、作られています」

【『豆米(まめこめ)』とは?】

『豆米』は、福岡県宮若市福丸にあります。オーナーは栗原美香さんです。栗原さんは、10年以上のパン作りのキャリアで、『豆米』を2年前にオープンしました。“米粉”を使った“米粉パン”をつくられています。また、消費者の皆さんに安心・安全な物を届けたいと、食材・具材はできるだけ地元の物を使用し、生産者の皆様の顔がみえる事を大事に、パン作りをされています。

中野「“米粉”の材料になる“米”は、地元宮若市の認定農業者の野田さんが栽培されています!」

この“米”は「ミズホチカラ」という品種で“米粉パン”を作る専用の品種です。野田さんが生産された「ミズホチカラ」は熊本の製粉工場で“米粉”に加工されています。栗原さんの『豆米』では、この“米粉”を1日に25kg〜30kgも使用されるそうです。そのほか、“砂糖”は種子島の「洗双糖」、“卵”は宮若産の「地黄卵」、“水”も塩素や雑菌を浄水器で濾過したものを使われています。

【パンの種類は?】

「しおぱん・みそぱん・カレーぱん・玄米食ぱん・クリームぱん」など毎日40〜50種類の“米粉パン”が店頭に並びます。一番人気は、バター・豆乳を使用しミネラルを豊富に含んだドイツ産岩塩を使った「しおぱん」です。

玲子「うわっ引きが強い!!!千切れない!」
中野「もともと米粉パンは腹持ちが良い・しっかりしています」
田上「この伸び〜〜る感はスゴイ!」
玲子「カブリつかせて頂きます!ンッ!モチモチしていて美味しい!」
田上「美味しい!この“しおぱん”!」
玲子「コシが強くて、生地の甘みがバ〜ンと来て、だから塩が丁度良い!」

「みそぱん」の“味噌”は若宮の特産品の“若宮みそ”を使われています。「外側のクッキー生地と餡に味噌を使っていますが、かなり工夫を重ね開発しました。」と栗原さんが説明してくれました。

中野「今朝、お店に寄って来たんですけど、お客さんが沢山おられて、次コレが出来ました!次コレが出来ました!と、ずっとプレートの上のパンが増えていく感じです」
玲子「良い香りは“みそぱん”なんですね…表面は少しカリッとしています!」
田上「あっ!味噌だ」
玲子「コクと深みが…」
中野「香ばしさが、とてもあるんです」
田上「合いますね…まあ、コメと味噌ですからね(笑)そりゃ、合いますよね!」
中野「僕も、色々な所の米粉パンを見させて頂いているのですが、こんなに洒落た米粉パンが沢山あるお店は中々無くて、栗原さんのセンスだと思います」
玲子「すごくシンプルなのに、バ〜〜ンと美味しいって、スゴイ腕をお持ちなんでしょうね」
田上「塩や味噌…シンプルなのに噛めば噛むほど、味が出てきますね」

「クリームぱん」の“カスタード”は、“牛乳”の代わりに“豆乳”を使われています。
「イチゴ」や「ブルーベリー」などのフルーツも、地元で収穫される旬の果物を積極的に使われています。店内には購入しパンをその場で食べられるカフェスペースも用意されています。

玲子「可愛い猫ちゃんのチョコパンもある!」
中野「宮若は“追い出し猫”のキャラクターがいますから。見るだけでも楽しいのですが、男性や年配のお客さんも大変多いです!」
玲子「米粉って美味しいんだな〜〜再認識です!」

【連絡先】
米粉パン屋 「豆米」
福岡県宮若市福丸181-5  TEL 0949-28-9499
定休日 月曜日・営業時間 10:00-18:00

玲子「さて、来週は?」
中野「佐賀県白石町の田口さんの「レンコン」を紹介したい思います」
玲子「来週も、よろしくお願いします!」