これまでのおはなし

福岡県うきは市の「津軽」

今日は “福岡県うきは市の「津軽」” をご紹介!

中野「『津軽』という品種のリンゴです!」

【「石橋想園」とは?】

福岡県うきは市にあります。石橋教男、由紀子さんの御夫婦で経営。
各地の果樹栽培される農家さんの殆どは「○○果樹園」「○○農園」という名前ですが、石橋さんの果樹園は、御夫婦の「「想い」の詰まった果樹園。奥さんが命名されたそうです。
「リンゴ」は主に東北や信州で栽培されている果物と思われていますが、九州圏内でも佐賀県や熊本県でもリンゴの栽培がされています。「石橋想園」は標高300mの場所に有り、天気の良い日には福岡市のヤフードームも見える事も。

【リンゴの栽培は?】

石橋さんはリンゴ栽培を始めるにあたって、長野県の吉沢さんという農家さんで2年間修業。大変厳しく親身になって教えて頂きました。
リンゴの栽培は1990年から始められ、想園内には約200本、なかには5年の樹齢を持つリンゴの木も有ります。
栽培されている種類は5種類!
今収穫中の「津軽」から「紅玉」「信濃スウィート」「信濃ゴールド」そして12月の「ふじ」まで順次収穫されていきます。

中野「今日お持ちしたのは『津軽』。今年は雨も多く日照不足で、石橋さんは「少々仕上がりの味が…」と言われますが、糖度も高く、酸味も適度にあるバランスの良い食味でとても美味しいリンゴです。」
斎藤「リンゴ。久々に食べる…。うまい!」
玲子「甘い!果肉もやわらかく、果汁もたっぷりで上出来じゃないですか!」
中野「先生の吉沢さんは長野でも厳しいと有名な方で、今でも時々会われるそうですが、その度にビリビリと緊張するって!」

玲子「お写真みたら、石橋さん若い方ですね〜」
中野「ところがですね。お孫さんもいるんです!」
玲子「ウソ!茶髪の長髪ですよ」
中野「ミュージシャンでもあるんです。そして奥さん今日が誕生日!!」
玲子「おめでとうございます!」

【石橋想園の特徴は?】

石橋想園では「梨」も栽培。
数年前の大雨で果樹園が大きな被害に遭いましたが、今は復旧され、新たに植樹された木々が育っています。果樹園の土は鉄分を含んだ赤土で、果樹の栽培に適した土地ですが、それより栽培技術が一番のポイント。『枝の剪定』が非常に大切で、収穫量やリンゴの味も決まるという事。
肥料も「有機発酵肥料」(ぼかし)を使用しています。身体に害のないといわれている「キトサン」を使用し、農薬を出来るだけ使わない栽培を実践され、健全な樹木実る果物を届ける努力をされています。
規格外として扱われる少々傷の入ったものをドライフルーツにする試みもされています。

中野「浮羽と言ったら、梨や葡萄ですけどね。」
斎藤「フルーツの町ですからね、そこにリンゴも!」
玲子「大事にしたいですよね」

お問い合わせは、
「石橋想園」
〒839‐1412 福岡県うきは市浮羽町小塩合所5444‐1
TEL/FAX 0943‐77‐3313

玲子「味は、私たち太鼓判!ぜひ食べてみてください。 さて、次回のお話は?」
中野「鹿児島県国分市の「かわいち国分」川越さんの「貴重な“切干大根”」です。」
玲子「どれだけ珍しいのか、ご期待頂きたいと思います!」