これまでのおはなし

福岡県八女久留米市『フードアトリエ湖舟』の“グラノーラ”

今日は、福岡県八女久留米市『フードアトリエ湖舟』の“グラノーラ”のご紹介です。

田上「グラノーラ、最近聞きますね」
玲子「お店でも売ってますね」
中野「朝ごはんに召し上がる方が多いみたいですね。渡辺さんが作られる“グラノーラ”は素材にこだわった高級感のある“グラノーラ”です」

【『フードアトリエ湖舟』とは?】

『フードアトリエ湖舟』は、福岡県久留米市長門石にあります。代表は渡辺貴子さんです。渡辺貴子さんは、大阪あべの辻調理師専門学校を卒業後、『大阪 本吉兆』にも在籍した事もあり、その料理の技術をいかし、現在は料理教室や地域の素材を生かした商品開発等をされています。この“グラノーラ”は、みやま産の“菜の花オイル(菜種油)”の生産者から「何か作れないか」との話から作るきっかけが生まれ、試作を繰り返し完成したものだそうです。

【“グラノーラ”は?】

玲子「色々な種類の木の実とか入っていますね」

材料には、有機オーツ麦・ライ麦・押麦・胡桃・アーモンド・カボチャの種・レーズン・小麦ふすま・クランベリー等、様々な材料が使用されています。開発するきっかけになったみやま市の“菜の花オイル”は味が濃厚でとろみもあり、甘味も感じるオイルとのこと。

中野「特徴的なのが“小麦ふすま”で、小麦を精製する時に出る皮です」
玲子「140g入りを手に取ってみると、ずっしりと重いですね」

重要な材料の一つ、“蜂蜜”は、料理教室の生徒さんのお父さんが、久留米市でハチミツ会社を営んでおられ、その“蜂蜜”を使用されています。渡辺さんの話では「このハチミツ会社の社長さんは直接海外まで出向き、目利きしたうえで買い付ける等、品質の良い“蜂蜜”を多く取り扱っています。」とのこと。それらの“蜂蜜”の中からテイスティング試作を繰り返しながら、3種類の“蜂蜜”をブレンドしたものをこの「グラノーラ」では使用されています。“小麦ふすま”は八女市にある八代続く歴史ある『田中製粉』から仕入れたものを使われています。

渡辺さんの“グラノーラ”は、素材ごとに何回かにわけオーブンで火を入れ、その後全ての材料を合わせ丁寧に仕上げていきます。「もちろん、食材への拘りもありますが美味しさへの拘りも持ち、長く愛してもらうグラノーラに仕上げました。」という事です。

 

玲子「これは朝ごはんに牛乳をかけて食べることが多いですか?」
中野「そうですね。今日は以前(2015年2月2日)に紹介した高村武志さんの“山吹色のジャージーヨーグルト”を持ってきましたので、かけて頂いて…」
玲子「これ一粒一粒、ツマミにもなりそうですね…あっ、このまま食べても美味しい!ムチャクチャ香ばしい!!」
中野「おとなしい甘みですしね」
田上「レーズンや、アーモンドも入ってるし…おいしい!」
中野「食べ出したらきりがないんですよ」
玲子「家に常備しておきたいですね…ヨーグルトをかけてみると…まろやかになって美味しい!後から香ばしさが来て!!」
田上「色々な味がする!」
中野「食感や食味がそれぞれありますからね」

 

渡辺さんは、「グラノーラの種類も増やしていきたいし、食材や商品の販売を通してつながった皆さんと連携し今後も活動を続けていきたい。」という目標を持たれています。また、筑後の酒蔵を紹介したいと定期的に「筑後日本酒の会」を開催し、筑後の日本酒を楽しみながら、地元や九州産の材料を使った手作りの料理を提供されています。

玲子「栄養もあるし、よく噛むから食べ応えもありますよ」

●お問合せ先●
『フードアトリエ 湖舟』
福岡県久留米市長門石2丁目3-14   TEL: 0942-65-5024
※HPから、お取り寄せできます。「ごはんの種をまく日々 グラノーラ」で検索を。
ギフトタイプ(100g)      750円
家庭用簡易袋入り(140g)    960円

玲子「さて来週は?」
中野「『道の駅たちばな』直売所利用組合のおばちゃんの必殺の逸品を紹介します!」
玲子「楽しみです!!」