これまでのおはなし

福岡県八女市『株式会社 松尾農園グループ』

今日は、福岡県八女市『株式会社 松尾農園グループ』をご紹介します!

玲子「もう一人…修行中の方?!」
コン「スゴイ!ニンニクをぶら下げてる…ドラキュラは近寄れない!」
中野「『株式会社 松尾農園グループ』の代表の松尾高生さんです」
松尾「宜しくお願いします」
中野「農家の方です。決して修行僧ではありません」

【『株式会社 松尾農園グループ』とは?】

『株式会社 松尾農園グループ』は、福岡県八女市立花町白木にあります。代表は松尾高生さんです。平成23年に法人化、翌年24年には農生産法人に認可されました。代表の松尾高生さんは三代目で、当初はミカンを中心に栽培される農家さんでしたが、二代目の高生さんのお父さん、松尾高嘉さんの時に“玉ねぎ”の栽培を稲作の裏作として始められました。その後、“ニンニク”の栽培を開始、現在、『松尾農園グループ』の代表的な作物になっています。

玲子「そのニンニクは、もしかして本物??」
松尾「いえ、違います…」
中野「色々な恰好をされてPRされています」

『株式会社松尾農園グループ』では農薬を使用せず、有機肥料を使う栽培方法をとられています。先代の高嘉さんが、農薬を使用しミカン栽培を行っていた当時の農家の皆さんの健康状態をみて、栽培する農家の皆さんの健康や消費者の身体の事を考え、農薬の不使用、有機栽培の取り組みを始められたそうです。高嘉さんは、福岡県南地区のリーダー的存在で様々な活動をされていましたが、残念ながら、平成20年に急逝され、その後、高生さんが事業継承されました。

【ニンニクは?】

中野「ニンニクを栽培され、加工もされていて“黒ニンニク”をメインに作られています」
玲子「しっとりしてますよ。八女八片ニンニクというブランドなのですか?」
松尾「はい」

“ニンニク”の栽培に関しては、ニンニク栽培の先進地である青森から種を取り寄せ栽培にチャレンジされましたが、気候が合わず失敗するなど試行錯誤を重ね、3年目に八女で収穫できる様になったそうです。

中野「発酵させるのに時間かかりましたよね?」
松尾「蒸気で蒸して800時間」
玲子&コン「800!?」
コン「800時間が何日なのか??」
玲子「どんな良い事があるのですか??」
松尾「ニンニクの香りが分解されていくので食べても匂わないというのと、糖度計で測ったらメロンの3.5倍ぐらい甘いです」
コン「ニンニクが甘い?!においも…大丈夫ですか??」
中野「食べた後お茶を一杯ぐらい飲んだら大丈夫です」
玲子「真っ黒!!!」

コン「あっ甘い!!!」
玲子「トロトロ!スイーツだ!!」
松尾「ニンニクだけです」
玲子「自分で甘くなったのですか?」
中野「栽培の時から工夫もされています」
コン「今までのニンニクと全然違いますね!」

平成24年6月には、農水省より『にんにくの機能性を生かした加工品の新規開発と自社生産・販売拡大事業』をテーマに六次化産業取組への認定されました。

玲子「面白い恰好をされていますけど、凄い人だったんですね」
松尾「いつもはこんな服装していません」
玲子「これからも美味しいにんにくを作り続けてくださいね」

●連絡先●
『株式会社 松尾農園グループ』福岡県八女市立花町 白木 739-1
TEL:0120-979-829

玲子「さて来週は?」
中野「長崎県小値賀の『しまうま商会』ご紹介します!」
玲子「来週もよろしくお願いします!」