2018.06.22
福岡県朝倉市『にのみやファーム』
今日は、福岡県朝倉市『にのみやファーム』をご紹介します!
倉富「スタジオには、もう一方いらっしゃいますが…?」
中野「『にのみやファーム』の二宮久幸さんにも来て頂きました!」
二宮「宜しくお願いします」
倉富「スタジオの向こう側には綺麗な女性が赤ちゃんを連れてこられていますが?」
中野「二宮さんの奥様と生まれたての跡取り長男坊さんです」
倉富「いい笑顔をされていますね。『ニノ』って呼んでいいですか?」
コン「朝倉のニノですね!」
【『にのみやファーム』とは?】
『にのみやファーム』は、福岡県朝倉市持丸にあります。5代続く農家で、現在は二宮久幸さんが経営されています。久幸さんの祖父にあたられる栄一さんの時には、稲作のほかナスなどを中心に栽培されていました。久幸さんは東海大学農学部を卒業後、農業を引き継がれました。現在は、“ナス”“キュウリ”を中心に“米・麦・大豆”の栽培。また2年ほど前より“トウモロコシ”の栽培も始められました。
中野「今年3月にオープンした『あきづき市場』の協議会でバンバン活動されていまして、そこへも出荷されています」
コン「このナスもキュウリも色が濃くてツヤツヤじゃないですか!」
ニノ「今朝、千切りたてです」
コン「ニノさんの体系そっくりだ!ナスはゴツくて黒い!」
主農産物の“ナス”は約2.3反のハウスで栽培されています。“キュウリ”は、約1反で栽培され、“トウモロコシ”は“キュウリ”栽培の終わった、冬場に栽培されています。“米”は約3町7反、“大豆”は約3町1反で栽培されています。“麦”は、“米・大豆”の収穫が終わった後に栽培されます。その他にも、『あきづき市場』出荷用にトマトやピーマンなども栽培しています。
【≪天敵農法≫とは?】
栽培は、有機肥料をできるだけ使用するようにしています。また、農薬をできるだけ使用せず栽培を行うために、≪天敵農法≫という手法を取り入れられています。
中野「天敵を使って害虫を駆除されています」
コン「どういうことですか?」
ニノ「カメムシの種類の〔タバコカスミカメ〕と〔スワルスキーカブリダニ〕という二つの虫を活用させて頂いて、ナスビに悪い害虫を食べてもらい、農薬回数を減らしています」
中野「各地で天敵農法をされている所がありますが、二宮さんが吸い込みながら集めていらっしゃるのです」
ニノ「自作で作りました」
〔タバコカスミカメ〕は“ナス”に被害は与えません。 “ゴマ”や“クレオメ”を栽培し、そこに繁殖した〔タバコカスミカメ〕を吸虫管と言われる自作の道具を使って集め、“ナス”のハウスに放します。
倉富「それで、こんなに立派なナスが出来るのですね」
ニノ「3月ぐらいから虫が活発になるので害虫も余計に入ってきますので、それを食べてもらいます。ヘタもガチャガチャになってないです」
コン「たまにナスのヘタの端がグチャグチャになっている時ありますものね。これはまったくなっていないです」
ニノ「多分タバコカスミカメがアザミウマを食べてくれるからだと思います」
倉富「誰かの髪型のようにクルンとなっています!」
中野「『あきづき市場』でも大人気の商品です」
“キュウリ”の栽培の後、“トウモロコシ”を同じハウスで栽培されていますが、今年は4,000株を栽培され、『あきづき市場』などで販売、大人気で完売したそうです。完売後も問い合わせがあるほどだったとの事です。出来るだけ農産物が無駄にならない様に努力されています。“トウモロコシ”は一株に一本を仕立て、他は摘果します。摘果された“ヤングコーン”は地元の方と連携し“ヤングコーンのピクルス”に加工され販売されています。“麦”を収穫したあとの“麦わら”は裁断して、家庭菜園用に『あきづき市場』で販売されています。
倉富「キュウリ頂きます…ポリポリポリ」
コン「チョット!甘くて瑞々しい!」
中野「出来るだけ有機栽培を心がけていらっしゃるので食味も良いですよね」
コン「このプチトマトも大きい!」
ニノ「プチトマトではなくフルーツトマトです」
コン「ん〜〜〜甘い!これ糖度何度ありますか?」
ニノ「糖度計を持っていないので…ごめんなさい」
倉富「はち切れんばかりにパンパンで!見ただけで美味しさが分かります!」
中野「丁寧に育てられれば、見た目の味も素晴らしくなりますよね」
コン「美味しい!!」
●販売先●『あきづき市場』福岡県朝倉市長谷山327-1
TEL:0946-23-8022
倉富「さて、来週は!?」
中野「雲仙の“エタリのアンチョビー”をご紹介します。」
倉富「宜しくお願いします!!