これまでのおはなし

福岡県朝倉市『夫婦みそクラブ』

今日は、福岡県朝倉市『夫婦みそクラブ』をご紹介します

玲子「良い香りですね!」
中野「昨日も行ってきました!“お味噌”を紹介します!!」

【『夫婦みそクラブ』とは?】

『夫婦みそクラブ』は福岡県朝倉市にある女性加工グループです。メンバーは7人のおばちゃん達です。3月17日にオープンした『あきづき市場』への出品を目標に、今年の1月から活動を始められたそうです。

中野「出来たばかりのグループですが、おばちゃんたちはベテランの方達です」
玲子「先日、『あきづき市場』のオープン記念イベントでお話会をさせて頂いたのですが、その時ず〜〜っと笑っていらっしゃった方達ですよね。その時は“しし鍋”を振る舞われていましたけど、かなり昔から活動をされている方達だと思っていました!」

『夫婦みそクラブ』の名前には、「夫婦石」という地名、また「味噌を食べて、夫婦仲良く末永く」と言う意味があるそうです。『夫婦みそクラブ』のリーダーは井上京子さん、他に、井口(イノグチ)千恵子さん、二宮アサ子さん、大場くたえさん、中山幸子さん、田代幸子さん、鬼塚富士子さんです。

中野「加工グループをされる方は農業関連の方が多いのですが、『夫婦みそクラブ』は井口さんと二宮さんの2名が農業関連の方で、他の5名は家庭菜園程度の経験しか無いそうです」

【活動は?】

『夫婦みそクラブ』の仕込みや袋詰め作業は、JA朝倉の三奈木支所で行われています。三奈木支所は20年以上前に、共同で使用する加工場として作られました。現在は『夫婦みそクラブ』を含め、4チームの加工グループの皆さんが利用されています。「私達は新参もん!」と井上さんが言われていました。

中野「先輩方がおられるので、教わりながら“味噌”を作られているそうです」
玲子「もう我慢できないので、頂きます…」
中野「鹿児島の本枯節と“夫婦みそ”を入れただけです」
田上「香りがもう!」
玲子「美味しい!まるみのある味噌で」
田上「まろやか!飲みやすいけど、しっかりコクがあります!」
玲子「辛すぎず、甘すぎず、あったかいね〜」
中野「材料はすべて国産で、大豆は朝倉産です。塩は“磯塩”といってミネラルが豊富な美味しい塩を使われています」
玲子「なんか滋養っていう感じがする!」

『夫婦みそクラブ』では、一回に仕込む量は約130kgだそうです。仕込みは、三日間続けて行われるそうで、“麹作り”が神経を使う大変な作業だそうです。仕込んだ味噌は最低2ヶ月以上は寝かせ熟成させるそうです。仕込みも大変ですが、袋詰めは手作業で行われます。「空気の入らんごとせないかんから、大変!慣れたら何ぼか速くなるやろけどね〜」と言われてました。「あきづき市場に出品して、お陰で良く売れてます。仕込んだ量が足らんごとある!」と喜ばれていました。

玲子「手で詰めている感じが出ているパッケージですね」
田上「一袋900gありますからね」
玲子「実は私も買って帰りました。500円でしたよね?」
中野「本当に美味しい、色々な料理に使える味噌です」

●販売先『あきづき市場』福岡県朝倉市長谷山327-1
TEL: 0946-23-8022

中野「おかげさまで沢山の方に来て頂き、野菜が足りないほどです」
玲子「よかったですね〜。さて、来週は?」
中野「鹿児島県知覧の“お茶の春一番”をご紹介します。もうまもなく新茶の時期です!」
玲子「来週もよろしくお願いします!」