これまでのおはなし

福岡県朝倉市『幸丸(さちまる)農園』の“人参ジュース”

【『幸丸農園』 とは?】

『幸丸農園』は福岡県朝倉市平塚にあります。代表の今泉早智(サチ)さんと朋美(トモミ)さんの夫婦二人で2018年から経営されています。『幸丸農園』で栽培される農産物は“人参”“ミニトマト”を中心に“オクラ”等々です。「圃場の面積は1.8町ですが、実際に栽培する面積は約7反。人参は約2反で栽培しています。人参と共にウチの主力農産物はミニトマトで、こちらはハウス栽培(約1/2反)です。」とのことです。

川上「笑顔が素敵なご夫婦ですね」
後藤「お若いですね」
中野「爽やかなお二人です」

早智さんは愛知県でカメラマンをされていましたが、約4年前に帰郷、就農準備のために朝倉市にある農業関連の施設で勉強されました。並行して行った朝倉市宮野の農家さんの元で現場研修を行い、約2年前に就農されました。代表の早智さんの御実家は志賀島の漁師をされています。漁船は「幸丸」という名称の漁船で代々、漁をされているそうです。「私は陸に上がり、農業を始めましたが、実家の漁船の名前を農園の屋号にも引き継ぎたいと思い、幸丸農園と名付けました。私の勝手な想いですが(笑)」以上、「幸丸農園」の屋号の由来です。

【“にんじんジュース” とは?】

『幸丸農園』で栽培される人参の品種は“紅徳”です。農薬、化学肥料は使用せず、有機肥料を使用されています。特に肥料は畑にある植物をそのまま圃場にすき込み肥料とする「緑肥」を中心に、不足する肥料を追肥する方法を取られています。収穫された人参は青果として、量販店の野菜売り場などで販売されるほかに“人参ジュース”に加工し販売されています。奥さんの朋美さんのお話では「人参とレモン果汁が入っているだけのジュースです。」

川上「手間もかかるし、大変ですね」
中野「除草剤も害虫剤も使わない、手作業ですからね」
川上「いただきます…ん!確認ですけど、お砂糖やハチミツ入っていないんですよね?」
中野「人参とレモンだけです」
川上「甘いですね~~」
陽区「ニンジン嫌いでも飲めますね」
川上「ニンジンってこんなに甘いんですか?」
中野「“紅徳”という品種は甘いんです。そのまま食べても糖度高いです」
陽区「美味しい~~」

一回の製造ロットは720ml入りで約240本。『幸丸農園』での直接購入価格は一本1500円です。「昨年は小瓶も作っていましたが、今は大瓶(720ml)のみです。」とのこと。
「美味しいジュースで“ふるさと納税”の商品としても人気の商品で密かなブームが来ちょうバイ…」(朝倉市ふるさと課 森田課長 談)
代表の早智さんは将来的に、「今後は、福祉施設の皆さんや同じ想いを持つ農家さんと連携した農業の運営を目指しています。消費者の皆さんにも直接畑に来てもらい、収穫し購入する形の販売ができればと思っています」とのことです。

連絡先● 『幸丸農園』 福岡県朝倉市平塚768
070-4082-6599 (早智さん携帯)
※幸丸農園のHPやFacebookなどありますが、農家・漁師から直接食材を買えるオンラインHP「ポケットマルシェ」で「幸丸農園」と検索して頂くと、ニンジンジュースが紹介されています。

川上「来週は?」
中野「長崎県平戸市の“かずちゃん”と『脇川水産加工部』をご紹介します!」