2017.02.24
福岡県筑後市『津留邦政いちご園』
今日は、福岡県筑後市『津留邦政いちご園』のご紹介です。
田上「記念すべき150回目です!」
中野「おかげさまで、ありがとうございます!」
倉富「それだけ沢山の方が“食と文化”に関わっていらっしゃるってことですね」
中野「まだ沢山の方がいますので、これからも是非紹介させて頂きたいです!」
【『津留邦政いちご園』とは?】
倉富「良い時にピンチヒッターで入った!」
田上「スタジオ中が甘い香りに包まれています!」
『津留邦政いちご園』福岡県筑後市西牟田にあります。代表は津留邦政さんです。いちご園の広さは約4反(40アール)あり、ビニールハウスは大小合わせて10棟あります。『津留邦政いちご園』は邦政さんの奥さんの寿美恵さん、息子さんの周作さんの御家族3人と、繁忙期にお手伝いをされる方で“いちご”の栽培をされています。津留邦政さんは農業歴約50年、息子さんの周作さんも就農されて約15年になります。先代から農業を営まれていますが、稲作中心の農業をされていました。邦政さんの代から本格的な“いちご”の栽培を始められたそうです。
【“いちご”の種類は?】
今までに“とよのか”“栃乙女”“章姫”“紅ほっぺ”など、数々の品種を栽培されてきました。現在は、三重県で品種改良された“かおり野”を主に栽培されています。
田上「これ、大きいしキレイだし」
倉富「艶がね!この甘い香りをずっと嗅いでいたい!」
田上「ん〜〜〜〜っ、甘い!!!」
倉富「仰け反り返っています!!」
田上「さわやかな甘さ!!!」
中野「酸味が抑えられた甘みの強いイチゴです。香りも良いです」
倉富「いや〜〜〜おいし〜い!!」
息子さんの周作さんによれば、「昨年までは“かおり野”が70%ほどで、後は“紅ほっぺ”を栽培していました。今年は全部“かおり野”に変えたかったのですが、取引先から“紅ほっぺ”も是非!と言う依頼があったのでハウスの一画で栽培を続けています」との事でした。
【“いちご”の育て方は?】
中野「“いちご”とか農作物は、品種の特徴だけでなく、作り方で味が変わります」
倉富「そうですか!?」
中野「はい!」
『津留邦政いちご園』では、肥料として12種類の有機質を使われています。その他にも自然界に存在する「酵母菌」「納豆菌」などの微生物、「岩石」「海藻」などのミネラルも使用されています。
栽培する際は、一株一株の成長の度合いに合わせ、着果の数を調整するなど丁寧に手間をかけ作業をされています。周作さんのお話では「今年は天候の不順で着果が例年より不規則になり、株が思った様に成長しなかった」と言う事で、1ヶ月ほど生育が遅れたそうです。
中野「一株ずつ成長が違うので、成長に応じて、一株に何個の実を実らせるか考えながらやられています」
倉富「多ければ多いほどいいわけじゃないんですね?」
中野「じゃないです。大きさも味も適した個数があるそうです」
倉富「だから、このように大きくて赤くて、本当に香りの良い“イチゴ”が出来るんですね〜」
『津留邦政いちご園』では生産から販売まで全てご自身でされています。自販を始められたのは25年程前からだそうです。また“いちご狩り”も出来ます。
●お問合せ先●
『津留邦政いちご園』 福岡県筑後市西牟田2821の2
TEL:0942-53-1038
※ いちご狩りは要予約。HPで要確認を。
田上「さて来週は?」
中野「来週は、熊本県芦北町の『ばらん家(ち)』の逸品を紹介します!」
倉富「今日は、ごちそうさまでした!!」