これまでのおはなし

福岡県糸島市 『惣菜畑 がんこ』

今日は、福岡県糸島市 『惣菜畑 がんこ』のご紹介です。

玲子「人気のスポットからですね!」
中野「糸島市『惣菜畑 がんこ』の柚木ますみさんと息子の重信さんをご紹介したいと思います。10年以上前からお付き合いがありまして、『惣菜畑 がんこ』のオープンの時もお邪魔しました。その当時は、惣菜をバイキング形式で販売されていましたけど、今は加工品を沢山作られています。」
玲子「お二人のお写真を拝見すると…とても美味しいものを作っていらっしゃるんだろうな!食べていらっしゃるんだろうな!って笑顔で!」

【『惣菜畑 がんこ』とは?】

『惣菜畑がんこ』は、福岡県糸島市加布里にあります。代表は、柚木ますみさんです。地元の食材を大切に扱い「糸島の旬をいただきます。」をモットーに活動されています。
お店の名前『惣菜畑 がんこ』の『がんこ』は、当時柚木さんが栽培されていた南瓜の名前から取られたそうです。「今は“がんこ南瓜”の種子が途絶えてしまい、手に入らない為、栽培する事が出来ません。」と言われていました。

【どんな加工品が?】

現在は、人気商品の“金山寺 納豆”“旬菜和風ピクルス”“のせてみそ” “いきなり団子”“ジャム”など加工品を作られています。

玲子「“金山寺納豆”・・・納豆が入っていますよ!」
中野「納豆が入った、金山寺味噌です」
玲子「粒々が荒くって、昆布やニンジンなんかも入っていますね…“おかず”ですね。いただきます!納豆が良い感じにコクを出して…塩味は抑えめでガブガブ行けちゃいますね!」
田上「こちらは…“のせてみそ!(なす)”です」
中野「今は“なす”ですが、その時々の野菜を練り込んだ“のせてみそ”です」
田上「ん〜〜、合うなあ!ナスと味噌が!」
中野「“みそ”と書いてありますが、“醤油麹”を煮詰めて作ったみたいな感じです」
玲子「だから、塩味が優しいんですね。ご飯や酒のアテにピッタリですね。」

柚木さん御家族は、先代から農作物を生産するだけでなく、加工品も手掛けていくべきだと“餅”の販売から始められたそうです。「杵付き」の“餅”で美味しいと評判で、現在も年末には直売所などで店頭販売されているそうです。息子さんの柚木重信さんは、「熊本の特産品の“いきなり団子”ですが、とても美味しいので、福岡の糸島でも作ってみたいと思い作り始めました」と言われていました。

中野「その流れでしょうか。今の一番人気は“いきなりだんご”だそうです」
玲子「素朴な形ですね。アンコが透けて見えていますよ!」
田上「白いお餅の所が…いただきます!」
玲子「この歯応え良いですね!出てきました、おイモが!」
田上「ん!素朴な感じのお餅が、美味しい!!」
玲子「アンコが上品な甘みで、甘いおイモさんと相まって美味しいですね!」

柚木ますみさんは、これまで自身で加工品を作られてきた経験を伝えて行きたいと各地で加工品作りのセミナー講師などもされています。農水産物の未利用品や規格外品などを有効に無駄なく消費していく為、また新規就農者の皆さんの手助けになる様にそれらを使って加工品も作られています。

息子さんの柚木重信さんも、高等学校の農業の教師をされていましたが、現在は退職され、家族で『惣菜畑 がんこ』を経営されています。そして、新しい取り組みとして「パン」作りに挑戦されているそうです。

●お問合せ先●
福岡県糸島市加布里950-1(唐津街道沿い。加布里公園の近く)
TEL: 092-323-5135 (HPから、一部商品お取り寄せも出来ます)

玲子「さて来週は?」
中野「来週は、長崎県南島原市の『本多製麺有限会社』の面白い麺をを紹介します!」
玲子「来週も楽しみです!」