2014.05.19
西村さんが作る長浦スイカ
今日は、甘くておいし〜い『長崎県の長浦すいか』をご紹介していきます。
九州では多くの地域で「スイカ」の栽培が行われています。その中でも、熊本県の「植木すいか」は全国的にも有名ですね。
本日ご紹介する、長崎市長浦町周辺で栽培されている「長浦すいか」は、地元の皆さんのお話しでは「長浦すいかは、歴史と味では他に負けていない!」そう。
そのお話しの通り、一説では栽培の歴史では最も古いと言われているそうで、実際に、明治18年(1885年)今から120年以上前に、栽培・出荷していた記録が残っているそうです。今は、琴海地区でスイカの栽培をしている農家さんは10戸くらいとの事。
中野さんは、長浦の「きんかい味彩市」という直売所に、この「長浦すいか」が並んでいるのを見つけて、生産されている「西村さん」と出会いました。
【長浦すいか】品種は「まつりばやし777(スリーセブン)」。1株に1個だけの収穫。
平均糖度が12度以上!で、ほおばるとシャキッとした歯ざわりが特徴だそうです。
斉藤優:「中野さん、今日はスタジオに「長浦すいか」が無いようですが・・・」
中野さん:「実は「長浦すいか」の収穫は、これから6月に入ってからなので、スタジオには持ってこれませんでした。今日は、長浦の皆さんが昔から食べている「すいか糖」を持ってきましたので、是非、食べてみて下さい。」
斉藤:「スイカトウ?」「非常に濃いキャラメルのような色をしてます」
中野さん:「大きな(大体10kgくらいの)スイカ、1.5個分の果汁を絞って、200g(コップ1杯半)くらいまで煮詰めたものです。ちょっと召し上がってみてください。非常に貴重なものです。多分、未知の味じゃないかと思いますよ。」
斉藤:「あ、おいしいです!味が濃厚・・・」「蜂蜜のような・・・」
中野さん:「そう!まさに、食べ方は、蜂蜜と同じように食べられてます。これは、地元だけで食べられていて、商品化されてません。」
斉藤:「ちょっと、スイカの果肉感もあって。元気になりそうな味です。」
夏場暑いときに、主に食べられてきたそうです。
この「長浦すいか」、なかなか福岡の方では買えないそうです。
農家さんが10軒しかないそうで、非常に貴重なスイカとなっています。
【長浦すいか】の購入は・・・
●6月21日(土)に、長崎市の長浦にあります、「四季彩館」を中心に「きんかい味彩市」などで『すいか祭り』が開催されます。
⇒長崎市琴海活性化センター 四季彩館(住所:長崎市長浦町50−5)
次回は、『宮崎県五ヶ瀬町の国産/紅茶・ウーロン茶』をご紹介します。
来週も、お楽しみに!