2019.10.11
長崎市の『フルーツいわなが』
『フルーツいわなが』 とは?
『フルーツいわなが』は長崎県長崎市平和町、浦上天主堂の前にあります。現在、代表の戸崎勇人さん&憲子(のりこ)さん御夫妻とスタッフ5名(繁忙日は8名)で経営されています。初代は奥様の憲子さんのお母さん、岩永エキノさんです。60年以上前に果物店を始められ、2010年5月に果物の販売とカフェを併設した現在の店舗の形になったそうです。戸崎勇人代表が経営に本格的に入られたのはこの頃で、「それまでは銀行員をしていました」との事。
中野「『フルーツいわなが』の代表:戸崎勇人さんも一緒に来ました!」
戸崎「母が亡くなって3年経ち、もう辞めようかと廃業してテナント募集をかけていたのですが、なかなか埋まらず、もったいないから私にやらせてよと言って」
川上「戸崎さん自らがやりたいと言って?」
戸崎「はい、妻も妻のお姉さんも泣いて大反対でしたが、1週間で決めて銀行に辞表を出しました」
『フルーツいわなが』で販売される果物類は、福岡・大阪・東京の市場から入荷するものもありますが、戸崎さん御夫婦が生産者の皆さんと直接のお会いし販売が始まったものもあります。「販売する果物をお客さんに説明する際に役立てるため、市場から入手した果物の生産者の方にもできる限りお会いし、話を聞かせて頂き、農場を見学させてもらう様にしています。」とのこと。訪問先では一軒で5時間を超えるほど、果物談義をされることもあるそうです。
戸崎「経験が浅いものですから美味しい果物に出会うと、誰が作っているのだろうという興味から、出来る限り出かけて話を聞いて経験を埋めるようにしています」
カフェスペースでは?
店内は、果物の販売に併せて、飲食ができるカフェスペースも作られていて、選りすぐりの果物を使った自家製のスイーツも作られ、販売されています。福岡県などの県外からの来店者も多く、中には関東から「フルーツパフェを頂くためにピンポイントで来ました!」と言われるお客さんもおられるそうです。人気商品は“フルーツサンド”と“くだもの寒天”です。“フルーツサンド”は毎週土曜日30パック限定販売ですが、アッという間に完売する人気商品です。
後藤「フルーツサンド大好き!中に入っているのが…シャインマスカット、栗、ミカン、ブルーベリー、梨、イチジク!フルーツの断面がきれいなの!」
中野「季節によって違います。前頂いたときはイチゴでした」
陽区「フルーツの香りが最高!」
川上「ズシッと重いの!美味しい!」
陽区「フルーツがパンパンに入っているの!」
後藤「生クリームもフルーツにぴったりですね!」
戸崎「生クリームも10種類ぐらいスタッフと集めて試しました」
中野「本当に丁寧なつくりをしているので限定になります」
陽区「戸崎さんが銀行を辞めなければ、食べられなかったんですよね?ありがとうございます!!!」
果物のスイーツを食べていただき、果物の美味しさを知って頂きたいのでカフェ&果物屋さんの形にしているそうです。「うちのお店はカフェですが、コーヒーは、提供していません。私もコーヒーは大好きですが、コーヒーの香りでカフェのスィーツや店内の果物の良い香りが消えてしまうので。」と説明してくれました。
●連絡先『フルーツいわなが』長崎県長崎市平和町9-8岩永ビル1階
TEL:095-844-4311
川上「来週は?」
中野「平戸市の『篠崎海産物店』をご紹介します!」