これまでのおはなし

長崎県壱岐市『湯の本農産加工組合』

今日は、長崎県壱岐市『湯の本農産加工組合』をご紹介します。

中野「今日は、おばちゃんたちが作った“メロンジャム”をお持ちしました!」

【『湯の本農産加工組合」とは?】

『湯の本農産加工組合』は長崎県壱岐市勝本町にあります。勝本町には、昔から続く「朝市」や、約1700年前から湧き出していたと伝えられている「湯の本温泉」などがあります。「勝本町」は2004年3月に「郷ノ浦町」「芦辺町」「石田町」と合併し壱岐市となりました。

中野「壱岐には、色々な農産物が沢山あるところで、“メロン”が特産物なのです」
田上「メロン?」
中野「あまり知られていないと思いますが、その“メロン”を使って、おばちゃんたちが“ジャム”を作られています」

『湯の本農産加工組合』は、平成2年に『新農政事業』の取り組みの一つとして結成された農産加工の組合で、『湯の本農産加工組合』の他にも“納豆”や“塩から”などの加工品を作るグループがあり、現在は『湯の本農産加工組合』をはじめ、それらのグループの皆さんがJA壱岐と連携し販売をされているそうです。

『湯の本農産加工組合』のメンバーは、全て農業を営まれています。リーダーで“ニンニク”や“ビワ”の生産をされる・松永サツキさん、お米を中心に生産される・殿川八千子さん、お米・野菜を生産される・入江久子さんと娘さんの入江文子さん、畜産を営まれる・久保京子さんの5名で活動されています。

【『湯の本農産加工組合」の商品は?】

主な商品は“ジャム(イチゴ、甘夏、メロン)”“焼肉のたれ等のソース類”“ニンニクパウダー”等で、主材料の農産物は全て壱岐産のものを使われています。

田上「“アグリのメロンジャム”って、珍しいですよね」
中野「“メロン”のジャムは、あまりないです」
倉富「香りと味が爽やかですね!」
中野「生のメロンを食べるより、メロンメロンした瓜の香りは強くないですよね」
田上「でもメロンの風味はあります!」
倉富「美味しい!ヨーグルトとかアイスクリームとか合いそう!!」

今回は“メロンジャム”を紹介させてもらいますが、実は一押しで自慢の商品は“ニンニクパウダー”ですと、松永さんが言われていました。

勝本町では昔から、地元で生産される“ニンニク”と“卵”の卵黄を使った“ニンニク卵黄”を元気の素として食されていたそうです。『湯の本農産加工組合』の皆さんは、それを手軽に使える様にと“ニンニクパウダー”に加工し、“ニンニクパウダー 元気の素”として製造、販売されています。“ニンニク”はできるだけ農薬を使用せずに栽培されているそうです。

中野「潮風にあたる畑で育てているので美味しいニンニクが出来るそうです」
倉富「皮むきとか面倒ですもんね。かけるだけって便利ですね」
中野「スタジオで試食するのが難しかったので…」
田上「商品名“元気の素”と書いてありますね」
中野「作っているおばちゃんたちが元気ですから!」
田上「それにしても壱岐って色々な食材があるんですね」
倉富「どうしても、海の物をイメージしますけどね」
中野「実は壱岐牛というブランド牛があったり、メロン、イチゴなど沢山あります。お米もあります。郷ノ浦という所にあるJAの直売所に行ったら、沢山ありますよ」

●連絡先
『湯の本農産加工組合』 長崎県壱岐市勝本町立石東触362-1
TEL:0920-43-0756(代表 松永サツキさん)

倉富「いない時もありますから、居る時に連絡してみてください」
田上「…さて来週は?」
中野「宗像市の“岬のねえちゃん”をご紹介します!」
田上「今週もありがとうございました!」