2017.01.06
長崎県対馬市『有限会社 山本商事』の“しまのコッコちゃん”
今日は、長崎県対馬市『有限会社 山本商事』の“しまのコッコちゃん”のご紹介です。
玲子「今日は、対馬からお電話でご出演です。今年もよろしくお願いします!」
中野「先週も対馬からでしたが、今日も対馬からお伝えします!」
【“しまのコッコちゃん”の材料は?】
玲子「可愛い名前ですね」
中野「酉年にかけてじゃないですけど、対馬には“対馬地鶏”という貴重な在来種の鶏がいます」
長崎県対馬市の「対馬地鶏」は「地頭鶏」や「比内鶏」などと並び「在来種」の一つに記載されています。(※「在来種」とは、明治時代までに国内で成立し、又は導入され定着した品種です。)
「対馬地鶏」は、対馬地域で古くから食用や採卵用に飼われていましたが、絶滅の危機に瀕してしまい、1976年(昭和51年)より「対馬地鶏」の原種の改良と維持の為の研究、努力が本格的に重ねられてきました。平成6年度から生産部門「つしま地どり生産組合」、販売を「長崎県食鳥協会」が行い県産品として推進されてきました。その後も様々な課題を解決努力しながら「つしま地どり」の普及がされています。
中野「在来種を『対馬地鶏』と漢字で、改良されたものを『つしま地どり』と文字の使い分けをされています」
【“しまのコッコちゃん”とは?】
“しまのコッコちゃん”はこの「つしま地どり」を材料に『有限会社 山本商事』で製造されています。『山本商事』の代表は山本博己さんです。今回お話を伺ったのは、加工製造担当者の沖本武実さんです。
“しまのコッコちゃん”は、機械を一切使わず全て手作業で加工された「つしま地どり」に山本商事オリジナルの特製のタレに漬け込んだものです。
中野「冷凍の状態で販売されています。対馬から届いていますか?」
玲子「良い香りですよ〜ちょっと赤っぽい色で、箸で持つとブリンブリンしていますよ!」
田上「いただきます!」
玲子「噛みごたえがあって、噛めば噛むほどお肉の力強い味が!!!」
田上「これは美味しい!!」
玲子「しっかりとした味が付いていますが、お肉も負けていませんね」
中野「バーベキューで焼くのも良いですけど、唐揚にもなります」
玲子「白いご飯が欲しい!」
中野「酒の肴にも良いですよ」
繊細で手間のかかる作業を全て手作業で行う為、生産される量は限定されます。販売は「冷凍」の状態でされます。解凍後フライパンで炒めたり、炭火で焼いたりして手間をかけずに食べる事ができます。
玲子「付け合わせの“もやし”にも味がしみ込んで美味しいです!」
中野「鶏を全部手作業でカットされています」
玲子「皮や脂身のコリコリ感がたまりません!」
対馬地域には「いりやき」という郷土料理があります。「いりやき」は鶏肉や魚、野菜を材料とした一種の「寄せ鍋」です。材料の鶏肉を「椿油」で炒って料理をしたことから「いりやき」の名称が付けられたそうです。「つしま地どり」はこの「いりやき」の材料としても人気の食材です。
“しまのコッコちゃん”姉妹商品として“鶏のいりやき(スープ付)”もあります。
中野「対馬は食の宝庫です。今僕は『観光情報館 ふれあい処つしま』の事務所にお邪魔しているのですが、ここにも“しまのコッコちゃん”があります」
玲子「お取り寄せも出来ますか?」
中野「はい、連絡して頂ければ!」
●『有限会社 山本商事』
長崎県対馬市厳原町国分1347 TEL:0920-52-7321
“しまのコッコちゃん”2〜3人前 (鶏肉とタレの総量・400g)…1080円
玲子「さて来週は?」
中野「佐賀県の早津みかん園さんを紹介します!」
玲子「ミカンですね!対馬の皆様にもよろしくお伝えください!」