これまでのおはなし

長崎県対馬市の『海風商事』

今日は、長崎県対馬市の『海風商事』をご紹介します。

玲子「今日はお電話での登場です!」
中野「すみません!スタジオに伺う予定だったのですが…」

【『海風商事』とは?】

『海風商事』は長崎県対馬市厳原町にあります。代表の阿比留宏敏(アビルヒロトシ)さんと奥様の久美子さん、従業員の方、4名で営業しています。宏敏さんは“ぼた餅”が大好きだから「ボタさん!」というニックネームで親しまれています。阿比留さんは漁協に勤められた後、対馬市豊玉町にある豊玉町振興公社に勤務され水産加工品などを取り扱われました。その後『海の森工房』をいう会社を立ち上げ、平成22年には現在の『海風商事』を設立しました。

中野「お付き合いが10年以上ありまして、仲の良い生産者の一人です。試食も沢山届けて頂いていたのですが、スタジオに行けなくなり…申し訳ありません」
玲子「海産物、食べたかった〜〜」

【『海風商事』の商品は?】

“穴子・うに・イカ・アジ・カマス”など対馬産の魚介類の販売や加工品を販売されています。生鮮品としては、“さざえ・アワビ・ヒオウギ貝・チャンバラ貝”などの多くの貝類や“クエ”などの鮮魚もあります。阿比留さんは対馬の漁師さんとネットワークを持たれ、『定置網』や『チンカゴ漁』と言われるカゴ漁で水揚げされた魚介類を直接仕入れ、加工、販売されています。

中野「個人の漁師さんがされている『チンカゴ漁』が面白くて、カゴを海に沈めておいて定期的に引上げに行く漁なのですが、時には高級魚のクエが入っていたりするそうです」
玲子「スゴイ!」
中野「何度か拝見させて頂いたのですが、上がってくるまで何が入っているのか分からないのが楽しみです!」
玲子「新鮮な海産物で加工品を作られているのですね」

人気の商品は、通常お刺身のネタとして使われることの多い高級食材の“水イカの一夜干し”です。「商品として、以前は“イカ”を使った物が主流でしたが、“イカ”類の水揚げが減ったため、現在は“穴子”中心になっています。」との事でした。現在は、釣り餌として“ガンガゼ”などの注文もあるそうです。「ガンガゼは棘の長い、殆ど食品としては取り扱うことのないウニですが、釣り餌として商品になるので未利用品活用ができて助かっています。」と言われていました。

【ボタさん!】

夏には、海の見える加工場横で“海鮮バーベキュー”などを食べられるようになっています。また、島外から来島する皆さんに対馬を紹介するイベント等の開催などもサポートされていますし、島外のイベントにも積極的に参加されています。

中野「『海風商事』は厳原町の中心に飲食店も持たれていて、対馬の魚介類を提供されています。対馬に行かれた際は是非お立ち寄りください!」
玲子「お店の名前も『海風商事』なのですか?」
中野「『海風』です」
玲子「ぜひ対馬の海産物を召し上がっていただきたいですね!」

●お問合せ先
『海風商事』 長崎県対馬市厳原町久田1-6
TEL:0920-52-1037
※HPから購入できます。『海風商事』で検索を!

玲子「さて来週は?」
中野「福岡県みやま市の『菜種生産組合』をご紹介します!」
玲子「来週もよろしくお願い致します!」