これまでのおはなし

長崎県小値賀町(おぢかちょう)『しまうま商会』

今日は、長崎県小値賀町(おぢかちょう)『しまうま商会』をご紹介します!

玲子「かわいらしいパンフレット!!」
中野「五島列島の北の方に位置する小値賀島で、地元の特産品を発信して小値賀町を紹介したいと頑張っている方です!」

【『しまうま商会』とは?】

小値賀島を含む大小17ほどの島々で形成された小値賀諸島は火山活動によって形成された火山群島です。

中野「ちょっと地形が面白いんですよ!湾が元火口だったり、赤いレンガ色の砂浜だったり」
コン「溶岩が固まったりしているのでしょうね」
中野「隠れキリシタンの郷で、その関連遺産として世界遺産にも登録されています」
玲子「遊びに行ってみたいですね」

『しまうま商会』は、2017年に「五島列島・小値賀のおいしいもの(うまいもの)を紹介する」をモットーに設立され、島の農産物や海産物を使って加工品を開発製造されています。現在、『しまうま商会』は、代表の小高秀克さんと奥さんの小高洋子さんの二人で活動されています。

【小高夫婦は?】

小高さん御夫妻は2009年に大阪から小値賀町に移住されました。大阪でシステムエンジニアとして働いていた秀克さんは「当時、小値賀町はお土産品を開発する人材を募集していて、それへの応募がキッカケとなって、移住することになりました」と話してくれました。現在は、秀克さんのお母さん共子さんも移住され一緒に暮らされています。
移住後は、アイランドツーリズム協会に所属し活動していましたが、特産品として取り組んでいた“落花生”の栽培など農産物生産を主に活動する『担い手公社』に2011年移籍しました。『しまうま商会』としての独立後は、「島の暮らしや里山などの景観を未来に引き継いで行くことを目標に活動しています。」とのことです。

【開発した商品は?】

玲子「何か粉をまとっていますよ!?」
中野「“ちょこきなぴぃ”です。チョコレートときな粉とピーナッツです」
コン「芸人さんのギャグみたい!ちょこきなぴ〜〜〜〜!!」
玲子「きな粉が香る!ほんのりチョコ。ピーナッツのコク…あっ美味しい!!」
コン「きな粉が良いわ!!」

開発した商品は、小値賀の“落花生”を材料にした“ちょこきなぴぃ”(長崎県デザインアワード2017 審査員特別賞受賞)や、米や胡麻などを使った“SIMAUMA米粉のかりんとう”(長崎県デザインアワード2018入選)などがありますが、いずれの商品も小値賀で生産された素材を主に、九州産の厳選された材料を使ってつくられています。

中野「“かりんとう”があるのですが四角くカットしたり、若いご夫婦なので発想が違います」
玲子「これは“米粉のかりんとう”…噛み応えが良くて噛み締めてポリポリ…」
コン「自然な甘みですね」
中野「可能な限り、小値賀で生産されたものを素材にして商品を作られています」
コン「玲子さん止まりませんね」
玲子「“あおさ”と“ごましお”のかりんとう!?あっ、緑の粒々が見える」
中野「サッパリ仕上がっています」
玲子「また味が全然違う!胡麻塩イイ感じで!お酒のアテになる!!!」
中野「他にも色々あるのでHPをご覧ください」
玲子「どれも美味しい〜〜〜」

小高秀克さんからのメッセージです。「小値賀は、潜伏キリシタン関連遺産をはじめ、“日本で最も美しい村”に選ばれたことのある風光明媚な所で西海国立公園にも指定されています。落花生も11月末には新物が出るので、是非、遊びに来て下さい。」

●連絡先●『しまうま商会』長崎県北松浦郡小値賀町
※「HPからのアクセスでお願いします」とのことです。

玲子「さて来週は?」
中野「福岡県宮若市の『千石屋』をご紹介します!」
玲子「来週もよろしくお願いします!」