これまでのおはなし

長崎県長崎市『菓匠 佐藤饅頭』

今日は、長崎県長崎市『菓匠 佐藤饅頭』のご紹介です。

玲子「腹ペコな私たちは待ち望んでおりました!」
中野「甘いものが大好きな方には、是非!」
田上「大好きです!!」
玲子「やった〜〜!!」

【『菓匠 佐藤饅頭』とは?】

長崎県長崎市目覚町(めざめまち)にあります。佐藤健一さん&薫さん御夫婦と、一豊さん&瑠美さんの息子さん御夫婦の2代で経営されています。お父さんの健一さんは、お菓子職人として40年以上のキャリアを持たれています。20歳の頃に菓子職人の世界に入り修行されました。最初は福岡市の和菓子店におられましたが、10年くらい経った時に長崎市の『梅月堂』の和菓子部『穂俵』が設立する際に立上げの責任者の一人として参加されました。そして4年前に、自店舗『菓匠 佐藤饅頭』を立ち上げられました。

息子さんの一豊さんは、18歳から菓子職人をされています。最初は熊本の京風菓子の店『夢楽』で7年、その後鳥栖の菓子店に勤めている時、和菓子部門の勤務が終了した後に、洋菓子部門の手伝いをしながら洋菓子作りについても学ばれたそうです。「その時に、色々と教えて頂いた洋菓子の師匠とは今でも交流があり、長い時間電話でお話させてもらっています。」との事です。

中野「お店に30種類以上、全て手作りです。その中でもお店推薦の“どら焼き”と“栗名月”をお持ちしました」
田上「ちょっと待ってください…このどら焼きの生地がスゴイしっとりしているんですよ!」
玲子「餡が半殺しというか粒が若干残っていて、たっぷり入っています!」
玲子「うわ!上品な甘み!小豆の美味しい所がフワッと出てきますね」
中野「小豆餡は毎日手作りされています」
田上「僕この生地好きです」

【『菓匠 佐藤饅頭』の菓子は?】

午前5時くらいからお菓子の製造が始まります。店頭で販売する分を仕上げた後、仕込みがあり一日中菓子作りが続くそうです。特に“小豆餡”は一晩ほど水に浸した後、半日以上をかけて仕上げていくそうです。一豊さんの話では「材料や季節など周囲の環境に応じて注意深くつくりあげていく。」そうです。

玲子「“栗名月”の中が3層になってる!大きい栗がゴロンと入っていて、その周りに白餡があって、そしてお饅頭が!」
田上「ツヤツヤの皮!」
玲子「栗の甘みがスゴイ!」
中野「栗が本当に美味しいんですよ」
田上「甘すぎず、丁度良い!」
中野「栗の香りが残ったままの栗饅頭になっています」
玲子「しっとりとした白餡が栗を守って、御馳走饅頭ですね」

『菓匠 佐藤饅頭』の店頭には、常に手作りのお菓子が30種以上並びます。和菓子が中心ですが、“プリン”“パウンドケーキ”などの洋菓子もあります。洋菓子は、一豊さんが鳥栖で修行された時の経験が生かされているそうです。変わったお菓子として“いきなり饅頭”や“冷凍グミ”などもあります。研究熱心で常に美味しいお菓子の開発に取り組まれています。『菓匠 佐藤饅頭』のモットーは「美味しいお菓子を笑顔でお届けする。ちょっと寄りたく、おしゃべりしたくなるお店で地元の方との繋がりを大事にすること」だそうです。

中野「地元で作られたミカンなど地元の食材も生かされていて、お店に行ったら楽しいです。是非、お店に行かれてください」

●連絡先●
『菓匠 佐藤饅頭』 長崎県長崎市目覚町11-18
TEL: 095-846-6661
営業時間 10:00〜19:00 (日曜日のみ)10:00〜18:00
定休日:毎月13日

玲子「さて来週は?」
中野「大分県豊後高田市『長崎鼻』で作られている“ひまわりあぶら”を紹介します」
玲子「楽しみです!!」