これまでのおはなし

鹿児島県指宿市『元気ファーム光』の“みつお君のおいも”

今日は、鹿児島県指宿市『元気ファーム光』の“みつお君のおいも”を紹介します!

中野「“サツマイモ”ですね。」
玲子「真っ赤なボディですね!!」
中野「今日は“紅さつま”という種類の“おイモ”で、掘りたてです!普通のおイモは、1ヶ月ぐらい熟成して甘みを出していきます。でもこれは、掘ってすぐ食べられます。」

【◆『元気ファーム光』とは?】

『元気ファーム光』は、鹿児島県指宿市にある農場です。指宿市は、地熱を利用した色々な施設があり、年間平均気温19度と温暖な為、一年を通じて路地栽培ができる全国でも珍しい地域です。『元気ファーム光』では、田畑さん一家が、サツマイモ・スナップエンドウ・グリーンピース等を栽培されています。農園の名前『元気ファーム光』は「みんな元気に太陽の光を浴びながら美味しいサツマイモを全国のお客様にお届けしよう!」という思いが込められているそうです。また『光』は、初代・田畑輝雄さん、二代目・光雄さん、三代目・光祐さんのお名前にも由来しています。

中野「ご家族みんなで作業されていて、三代目の光祐さんが本当にこだわって、一生懸命作られています。」

【『元気ファーム光』の“おイモ”は?】

サツマイモの苗は“培養苗”が使われています。“培養苗”とは、サツマイモの芽の先端を摘出して、無菌状態で培養し成長させた苗の事です。そして、その苗をハウスの中で肥料配分や温度を注意深く見ながら、丁寧に育てていきます。苗を定植する前には、畑の表面の土と中の土を入れ替え、太陽の光で日光消毒をされるそうです。「この作業はサツマイモが病気にかからない様にする為に欠かせない作業」とのことです。また、土の空気の通りや水はけを良くするために、十分に耕します。
そして苗を定植させ、収穫は7月末くらいから始まります。掘り起こしたサツマイモの表面にキズが付かない様に、一つ一つ手作業で丁寧に収穫されるそうです。その後、貯蔵庫で温度、湿度の管理を注意深くしながら、熟成させていきます。発送時には土を綺麗に洗い流し、表面を乾燥させて丁寧に箱詰めされます。

中野「ふかし芋にしてお持ちしました。」
玲子「黄金色に輝いていますよ!」
斎藤「ベスト断面賞ですね!」
中野「皮ごと食べて頂いてください」
斎藤「うまい!相当甘い!」
玲子「コクコク!蜜が入っているみたい!」
中野「僕も食べたら、びっくりするぐらい甘かったので、さっき光祐さんに電話したら、今回のおイモは、雨が多くて収穫時期がずれ込んでいるので納得できる味じゃないそうです。」
斎藤「え?この甘さで、まだ本気を出していないのですか!?」
中野「これを1ヶ月ぐらい熟成させたら、どんな味になるのでしょうね!?」
玲子「信じられない!私これで十分ですけど。」

 

栽培されているサツマイモの種類は、掘りたてでも甘味のある“紅さつま”、皮も中身も紫色した“山川紫”、オレンジ色した“コガネニンジン”等です。リピーターが多く、地元の大学生のイベント等にも使われています。

中野「農場は、開聞岳(薩摩富士)が見える良い処です。」
斎藤「僕も指宿好きで、よく行きます!」
中野「サツマイモの他にも、スナップエンドウ・グリーンピースなども栽培されていて、これもまた逸品らしくて、また紹介できればと考えています。」

【連絡先】
「元気ファーム光」 鹿児島県指宿市山川小川154
TEL/  0993-35-2778

中野「インターネットは、されていないようです。直接、お客様とお話ししたいという気持ちが強いみたいです。作業中は電話に出られないかもしれませんけど、根気よくかけてみてください。」
玲子「箱詰めで注文ですか?」
中野「箱詰めで3kgぐらいとか色々できると思います。価格は、その時の相場によって決まると思います。」

玲子「さて来週のお話は?」
中野「宮崎県美郷町『岡田商店』の“椎茸パテ”を。」
玲子「来週も、お楽しみに!!」