これまでのおはなし

長崎県長崎市『有限会社 山喜食品』

今日は、長崎県長崎市『有限会社 山喜食品』をご紹介します!

玲子「スタジオが幸せの黄色に染まっています!」
コン「幸せの黄色い玉子!」
中野「ガブリナ終了で、玲子さんが一番好きな玉子を!」
コン「一番好きな食べ物が“玉子焼き”なんですね?!」
玲子「一番好きです!!!」

【『山喜食品』とは?】

『有限会社 山喜食品』は 長崎県長崎市宝町にある“玉子焼き”の専門店です。昭和48年に創業、昭和50年に法人化されました。現在は、代表の山本清さん、奥様の美幸専務、息子の山本博貴課長、従業員3名、パート1名、配達員1名で“玉子焼き”を製造販売されています。(お話は、代表の息子さんの山本博貴課長に伺いました。)

清さんのお兄さんも北九州市で“玉子焼き”等の食品関係の会社を経営されています。清さんはそこで修行を積まれ、独立されました。当初は別府市などで事業を展開されていましたが、友人から「長崎市がこれから面白いと思うよ」(博貴さん談)と言われ、家族で長崎市に転居し現在の『有限会社 山喜食品』を設立されました。

中野「御縁が出来て加工場を見せて頂いたのですが、凄かったです」
玲子「どうして、こんなに鮮やかな黄色なの?」
中野「玉子は長崎産で食材にこだわられているのはもちろん、特殊な焼き方をされていて、焼く機械は企業秘密なのです」

『有限会社 山喜食品』の“玉子焼き” は自店舗での販売、通販、イベント販売のほか、小売店、惣菜店(弁当)、ホテル、飲食店等に提供されています。

【“玉子焼き”は?】

“玉子焼き”は注文などに応じて一日200〜300本、焼かれるそうです。「一番の繁忙期は年末で、いつもの10倍ほどを焼きます。年末は“伊達巻”なども製造販売しています。」とのことです。

玲子「これは??」
中野「“だし巻き”です」
玲子「玉子の甘みがフワフワ!硬さもちょうどいい!」
コン「“本玉”は本当にお母さんの甘い玉子焼きで!」
玲子「ああ〜〜好きな甘さ!!!」
コン「良いでしょ!良いでしょ!」
中野「業務用を作られていたのですが、ある時お母様が閃かれて、家庭で食べる玉子焼きに近い玉子焼きにしたいと、20年ほど前にレシピを作られたそうです」

“ながさき本玉”と呼ばれるレギュラーサイズの“玉子焼き”には、長崎産の“卵8個”が使用されています。また、“ながさきだし巻き”に使用される“水”は多良岳からの天然水を使用されています。山本美幸さんのお話では、「自然の食材のみを使って普通の“卵焼き”を作ることを心がけています。」と言われていました。

中野「一つ一つ吟味されて作られています」
玲子「こんなの作れないよ〜」
コン「家庭の味ですけど、見た目は料亭ですものね」
中野「玉子焼きを具にした“玉子サンド”も大人気です」
コン「美味しそうですね」
中野「パンに玉子焼きを挟んだだけですけど、ピクルスが特別なんです」
コン「パンより玉子の方が大きい!」

玲子「ピクルスも良い!これは美味しい玉子サンドだ!」
中野「ボリュームがあるので六切れ食べきれるかな??」

イベントでは早々に売り切れるほどの人気商品に“玉子サンド”があります。4年前に行われた稲佐山でのイベントと同時開催された市内でのイベントに参加、販売商品として考案した「ホットドッグ形式」の“玉子サンド”が原型になったそうです。その後、試行錯誤を重ね現在の“玉子サンド”の形になりました。博貴さんのお話では「使用している“キャベツの甘酢漬”は“玉子サンド”に合わせ、専用に専務が開発したものです。」とのことです。

『有限会社 山喜食品』では“ながさき本玉”“ながさきだし巻き”の他、“柚子胡椒入りだし巻き”“明太子入りだし巻き”“角煮だし巻き”など常備、6種類ほどの“玉子焼き”を製造販売しているそうです。各地に発送も行われています。

中野「朝から焼かれていて、玉子焼きの香りが!!!」
コン「焼き立てはたまらんでしょうね」
中野「それはもう!」
玲子「うわ〜〜〜たまらん、焼き立てはお店に行かなきゃ!!」

●連絡先● 『有限会社 山喜食品』  長崎県長崎市宝町9-3
TEL: 095-845-5785

玲子「『中野ユキヒロの九州の食と文化応援隊』は、来週から『中野ユキヒロの 食と文化応援隊』として、九州はもちろん、全国・世界の『食と文化』を毎週金曜日12時20分頃から紹介していきます!」
中野「来週は早速、九州以外、山口県宇部市の『元気一番』をご紹介します!!」