2018.02.02
『道の駅 歓遊舎 ひこさん』で製造、販売されている“山伏とうふ”
今日は、『道の駅 歓遊舎 ひこさん』で製造、販売されている“山伏とうふ”をご紹介します!
玲子「中野さん!どちらにいらっしゃるのですか?」
中野「『道の駅 歓遊舎 ひこさん』にいます!」
【“山伏とうふ”とは?】
“山伏とうふ”は福岡県田川郡添田町にある『道の駅 歓遊舎 ひこさん』で製造、販売されています。10年ほど前に、『道の駅 歓遊舎 ひこさん』のオリジナル商品としてお客さんに喜んでもらえる一品をと製造・販売に取り組まれたそうです。『道の駅』や『直売所』が直接、“豆腐”の製造・販売を行うのは非常に珍しい事例です。「豆腐の製造は大変難しく、技術を要するので、以前豆腐の製造、販売をされていた地元の職人・宮原さんに道の駅のスタッフとして来て頂き製造しています。」と支配人の陣矢さんが説明してくれました。
中野「お隣に、支配人の陣矢さんもいらっしゃいます」
玲子「こんにちは!英彦山の麓にある道の駅なのですね?」
陣矢「はい。入口には大きな天狗のお面があります。18年になりますが、頑張っています」
【“山伏とうふ”の種類は?】
“豆腐”の種類は、“木綿”“きぬ”“ざる豆腐”等があります。材料の大豆は、地元・田川産を中心に福岡県産のものを使用しています。また、“水”は、道の駅の施設内湧き出る「山霊の水」と言われる地下水を使用しています。「豆腐作りは水の質で大きく左右されますが、ここでは毎日“山霊の水”を汲んで使用しています。」とのことです。“ざる豆腐”は毎日、釜から直接“ざる”にあげたものを販売されています。
中野「英彦山は水が綺麗です!」
玲子「英彦山の“とうふ”ですね」
中野「英彦山は修験山ですから“山伏とうふ”として販売されています!」
玲子「“ざる豆腐”は、しっかりしていますね。大豆の甘みが強くて美味しい豆腐だ!」
田上「ホント、甘味が濃い豆腐!!」
中野「今の時期なら、鍋や湯豆腐がおススメです」
玲子「歯応えもずっしりあって、詰まっている感じですね」
田上「パクパク食べれます!」
支配人の陣矢さんも“豆腐作り”に挑戦されたそうですが、「温度や“ニガリ”の量、混ぜるタイミングなどが、とても微妙で難しく失敗ばかりでした。」と言われていました。“豆腐作り”の職人さんの宮平さんによれば、「大豆を浸す時間なども季節によって違います。その時間に合わせて2月までは午前2時から3時くらいから豆腐作りを始めます。」との事です。
玲子「ちょっと待って!?」
田上「夜中の2時!?」
中野「はい」
玲子&田上「え〜〜〜〜〜〜っ」
中野「ナゼですか?と聞いたら、大豆の水に浸す時間がかかるので、豆のふやける時間に合わせると午前2時や3時に始めないと間に合わないそうです」
玲子「スゴイな!」
中野「素材に合わせた時間帯で作られているそうです」
玲子「この時期の英彦山って寒いでしょ」
中野「はい、寒いです」
また、“豆乳”も「成分無調整」のものを販売されています。支配人の陣矢さんによれば、「とても濃度の濃い豆乳です。飲みやすいように黒糖とミックスしたものも販売しています。冬の時期は“豆乳鍋”が最高です。」とのこと。“黒糖豆乳”の黒糖は、“徳之島の黒糖”を使用しているそうです。
田上「“英彦山豆乳”も頂きます…トロトロしています」
玲子「あら、濃厚で美味しい!」
陣矢「大豆の量を増やして濃く作っているのでトロッとしていると思います」
田上「濃いけど、スッキリした後口ですよ」
陣矢「国産大豆で作っているので、甘味もあると思います」
中野「成分無調整なので、豆乳鍋にしたとき表面に“湯葉”が出来ますので、一緒に食べてください」
田上「うわ〜〜絶対美味しいと思う!」
“山伏とうふ”は『道の駅 歓遊舎 ひこさん』のみでの販売ですが、地元の『学校給食』や『老人ホーム』などの献立に使われているそうです。
●連絡先 『道の駅 歓遊舎 ひこさん』 福岡県田川郡添田町野田1113-1
TEL: 0947-47-7039
営業時間 9:00〜18:00 (※1月4日〜2月28日 9:00〜17:00)
玲子「さて明日は?」
中野「福岡県久留米市『河原農耕園』をご紹介します」