2018.05.04
長崎県対馬市『對馬コノソレ』
今日は、長崎県対馬市『對馬コノソレ』をご紹介します!
満 「『コノ』なのか『ソレ』なのかよく分かりませんが!?」
中野「『コノソレ』とは、対馬市の方言で『子供』の事を言います。」
玲子&満「え〜〜!!」
中野「地元の人たちは、『コノソレが集まってなんかしよる』そんな言い方をするそうです」
【『對馬コノソレ』とは?】
『對馬コノソレ』は、長崎県対馬市厳原にあります。『對馬コノソレ』は、2011年に首都圏から対馬に移住した『対馬市島おこし協働隊』のメンバーを中心に地元の若者が集まり活動が開始され、2012年6月6日に任意団体が結成されました。「原動力は夢」を合言葉に、活動の目的として「次の世代、そのまた次の世代までが幸せに暮らせる島づくり」を掲げ、2014年2月14日に『特定非営利活動法人對馬次世代協議会(通称「対馬コノソレ」)』としてNPO法人化されました。2017年11月には、開発した商品の販売をとおして、もっと広く『対馬』を知らせていきたいと『株式会社 コノソレnatural factory』(代表:須澤佳子さん・写真中央)を立ち上げられています。
【どんな商品を?】
「対馬の島内外で行われる各種イベントへの参加・協力」「島の特産品を使った商品の開発と販売」などの活動があります。 「島の特産品を使った商品」はこれまで、ブルーベリーを使ったサイダー(商品名“島の瞳”)やビワを使ったシャーベット、また「ツシマヤマネコ」の保護啓蒙のための“Tシャツ”等があります。未利用品の“イノシシ・シカの皮”を使った皮革商品として開発された“コードクリップ”は2014年の長崎県産品新作展の工芸品・その他部門での最優秀賞を受賞しました。
中野「今日お持ちしたのは“島のめぐみ 対州そば 青汁” です」
玲子「コレ青汁?!」
中野「元々対馬は“対州そば”というのが有名で、その葉と茎を使っています」
玲子「いただきます…後口爽やかで!」
中野「あまり癖はありません」
満 「ソバの香りが少しするわ!」
中野「ルチンが豊富で、未利用品を活用しているそうです」
現在の代表の須澤佳子さんは東京大学を卒業後、4年程の食品関係の仕事をされていたそうですが、辞めて対馬に来られたそうです。須澤さんのお話では、対馬市の人材募集の中に「薬草担当」が募集されていて、強く関心を持ったのがキッカケだったそうです。前職の経験を活かした“島のめぐみ 対州そば 青汁”は、特産品の“対州そばの葉”を利用し、安価で継続した飲用の出来る商品として開発されたそうです。“ソバ”には「ルチン」と呼ばれる「ポリフェノール」が多く含まれており、現在も長崎県と研究を続けながら「機能性食品」の取得を目指しているそうです。
玲子「お菓子もありますね」
中野「対州そばの葉を練り込んだ“フィナンシェ”と “クッキー”です」
満 「フィナンシェ、美味しい!優しいお味」
中野「一つ一つ手作りで、丁寧に作られています」
玲子「スゴイ!美味しい」
中野「島外から来られた方なんですけど、対馬の事を愛されています」
玲子「島外から来たからこそ、魅力が一杯あるのでしょうね」
中野「島内の人では当たり前のものが、本当に素晴らしい物として気が付かれるのかもしれません」
玲子「これからどんなものが生まれるか、楽しみですね!
代表の須澤さんからメッセージです。「島の素材で商品を作って応援してくれるお客さんを増やすことが、島の自然を守り、伝統をつなぎ、たくさんの旅行者を島に呼び込むきっかけになると信じて商品開発をしています!」
●お問合せ先 『株式会社 コノソレnatural factory』
長崎県対馬市厳原町大手橋1055
TEL: 0920-52-7135
玲子「さて、来週は!?」
中野「中津市耶馬渓の『旬菜館』をご紹介します。今ちょっと大変なので」
玲子「お客さんが沢山戻ってくると良いですよね。来週もよろしくお願いします!」