2018.09.14
福岡県朝倉市秋月『たにぐち農園』
今日は、福岡県朝倉市秋月『たにぐち農園』の谷口さんご一家をご紹介します!
【“谷口さんご一家”のご両親は?】
“谷口さんご一家”は、福岡県朝倉市秋月で主に農業に従事されているご一家です。御両親、谷口士冨(シトム)さん&スマ子さんは、兼業農家を経て約15年前から専業農家になりました。主に“米・麦・あまおう”等を生産されています。また、御両親の作られる“鴨めし”は大人気で、地元の直売所などで販売されています。
中野「大人気の“混ぜめし”ですが、今朝炊き立てを頂いてきました」
玲子「鴨肉が入ってる…ん〜〜鴨から良い出汁が出ていて、お米に浸透している!」
コン「鴨のお肉って美味しいですね」
“鴨めし”の材料は、カモ肉、牛蒡・人参などの野菜、地元の方が生産する椎茸など。煮込んだ具材を炊き立ての白御飯に混ぜ合わせたものですが、加熱の具合が均等になる様に、また“カモ肉”の美味しさを損なわない様に注意され作られています。“鴨めし”は15年以上前から作られています。作られる様になったキッカケは、『合鴨農法』という“鴨”を利用した稲作をされていたそうですが、収穫後の“鴨”の活用の一つとして考えられたという事です。仕込みは、通常5時くらいから始まり、それから各販売店に配送されていきます。
中野「今の鴨は、合鴨農法の鴨ではなく、購入されているそうです」
玲子「美味しいね味付けが!」
中野「スマ子さんがものすごく工夫されて作られています。3月に『あきづき市場』がオープンしたのですが、ココでも大人気の商品です」
コン「格別ですね…(あっという間に完食!)」
【娘さんは?】
谷口さん御夫妻の娘さん・澄美香さんは、つい最近(9月7日)トルコから日本で初めてトルコ産の“オリーブの木”を販売できる認可を取られました。
中野「日本にあるオリーブの木のほとんどはイタリア産だそうですが、澄美香さんは東京に或るトルコ大使館まで行かれたそうです」
玲子「これがトルコ産?!」
中野「スタジオにお持ちしたのですが、5000円〜1万円で販売されていて、盆栽としても使えます」
澄美香さんが販売される“オリーブ”は“ゲムリック”という品種でヨーロッパ産オリーブの『元種』とも言われているそうです。苗木は農薬を使用せず大切に栽培されています。「オリーブの木は5年ほどで結実します。これまでのオリーブの木は雌雄の二本を植える事で結実する種類のものが殆どでしたが、この“ゲムリック種”は、一本の木で自主交配し結実します。」と説明して頂きました。
中野「販売は日本初です!」
コン「他では買えない!?」
中野「全国で栽培されている方は13名ほどいらっしゃるそうですが、そのうちのお一人で、現在『あきづき市場』で販売されています」
玲子「お家にオリーブの木があったらステキね。実をもぎながら呑める!!」
コン「全部お酒ですか!!」
中野「剪定をすれば部屋の中でも栽培できるそうです。1本で実がなりますから!」
澄美香さんは、「その他のオリーブ関連の商品等もこれから販売して行く予定ですが、将来はトルコ産のオリーブの木を秋月に植え、オリーブ園を作りたいと思っています。トルコの皆さんとの交流を大切にしていきたいと思っています。」と言われていました。
●連絡先●『たにぐち農園』福岡県朝倉市日向石1781-3
TEL:0946-25-0639
●販売先●『あきづき市場』福岡県朝倉市長谷山327-1(JA筑前あさくら秋月支店敷地内)
TEL:0946-23-8022
玲子「さて来週は?」
中野「大分県宇佐市安心院町の『王様のぶどう旅行村農園』をご紹介します!」
玲子「来週もよろしくお願いします!」