これまでのおはなし

大分県竹田市『森の宿泊リストランテ サリモス』

今日は、大分県竹田市『森の宿泊リストランテ サリモス』をご紹介します!

中野「雑木林の中にある良い感じの宿泊施設です」

【『森の宿泊リストランテ サリモス』とは?】

『森の宿泊リストランテ サリモス』は大分県竹田市大字中角にある一日一組限定(3部屋6名)の宿泊施設です。代表の後藤清幸さんと奥さんの順子さんで経営されています。後藤さん曰く「根っからの農家」ですが、一時期、竹田市の市議会議員もされていました。そして12年ほど前に『森の宿泊リストランテ サリモス』を作られました。『森の宿泊リストランテ サリモス」は間伐材を利用してログハウス風の建物ですが、当初は後藤さんご夫妻の共通の趣味である「社交ダンス」を楽しむ場として作られたそうです。「オープンは社交ダンスのパーティーを開催したんですよ。」というお話です。

中野「あまりにも素晴らしい環境だったので、もったいないから宿泊施設にしたらと言われたそうです。そして後藤さんは今“どぶろく”を作られているのです」

【“どぶろく“とは??】

中野「“どぶろく”はお酒ですので、誰でも作って良いわけではありません」

10年ほど前に竹田市は、“どぶろく”製造の特区と認可されました。製造の条件に「宿泊施設であること」「自家製の米を使用すること」などがあり、興味を持たれた農家さんは40〜50軒ありましたが、条件に合わないなどの理由で後藤さん一軒がチャレンジされたそうです。

中野「今日は“どぶろく”と同時に作られている“甘酒”もお持ちしました」
コン「私“どぶろく”飲んだら倒れちゃいますから!」
玲子「“どぶろく”呑みたいけど…今回はノンアルコールの“甘酒”で」
コン「アッ!美味しい」
玲子「お米が美味しいんだろうか?!」
コン「自然な甘みですよ」

後藤さんは「私としては、最初は“水”の特区を取得して、販売や活用し地域の活性化に役立てたいと思っていましたが、“どぶろく”作りに挑戦することになりました。」という事でした。“どぶろく”の材料の“米”は後藤さんが作られていて20年以上、農薬・化学肥料不使用で合鴨農法による栽培をされています。“どぶろく”は1シーズンで約1,000リットルを製造されるそうです。

【『サリモス』の名の由来は?】

屋号の『サリモス』はスペイン語の「ポコアポコ サリモス(気楽に行こう!・ボチボチ行こう!)」が由来だそうです。「屋号を付けてくれたのは、友人の奥さんですが、後で話を聞くと友人の愛犬の名前だった‥‥(笑)」そうです。
また、「『サリモス』の綴りは、『salimos』なのですが、誤って『sarimos』として登録しましたが、今では商標対策になっています。」と言われていました。
『サリモス』は一泊二食付きで10,000円/人からです。

中野「宿泊したことあるのですが、奥様が作られる料理が洋風の創作料理で、ヨーロッパに行くなどの研修を積極的にされたそうです。グランドピアノが置いてあったり良い雰囲気です」
玲子「暖炉もあるのですか?」
中野「全然違う空間に入ったようです」
玲子「空気から美味しそう!」
中野「自然のままで、HPでも沢山紹介されています。水も美味しいです」

●連絡先●
『森の宿泊リストランテ サリモス』大分県竹田市大字中角998
TEL: 0974-67-2225
※HPあり・通販サイトサリモスショップから購入可能

玲子「さて来週は?」
中野「朝倉市の『月の峠』と“つぼみ菜まんじゅう”をご紹介します!!」