これまでのおはなし

台湾台中市にある東海大学で「台湾の食と文化応援隊」の方々と交流

今日は、台湾台中市にある東海大学で「台湾の食と文化応援隊」の方々と交流しています!

川上「台湾からお電話です!!」
中野「昨日まで最高気温が32度です!」

【『東海大学』とは?】

台北市・桃園飛行場より地下鉄、台湾の新幹線を乗り継いで約1時間30分の所にあります。9学科34学部からなる台湾で最も歴史のある私立大学の一校で、現在のキャンパスは1960年に建設されました。キャンパスは広大で、森の中にあるような雰囲気で多種類の鳥やリスなどの小動物も生息し、キャンパス内にバスの停留所が5か所もあるほどです。早朝は大学周辺の皆さんの散歩やランニングの場になっています。

2014年より「日本言語文化学学科」の林珠雪准教授と知人を通じて御縁ができました。東海大学の授業に講師として呼んでいただけるようになった切欠は、2015年に徳永玲子さんと共にKBCの企画として製作した食育絵本『トマトくんのありがとう』です。絵本製作の取り組みに非常に興味を示され、それ以後、林先生や、その後知り合った「社会学」の王崇名教授の授業に臨時講師として招いた頂き、『トマトくんのありがとう』を製作した目的や日本でこれまで行ってきた活動事例を話させてもらっています。

お二人の先生は台湾の農家さんや地域づくりを志す方々とのネットワークがあり、学生さんと共にサポートされ、また授業での実践の場として連携されています。

【今回の台湾訪問では何を?】

川上「今回の台湾行は、中野さんが大学で講師をする為ですね?」
中野「はい。月曜日に授業は終わり、これから講演会です」
陽区「忙しい!」
中野「台湾で役に立ってもらえればと思っています」

今年は「地域づくり」や「農食育」などをテーマにして、私の経験談を学生の皆さんや先生方に2回の授業で講話をさせてもらいました。参加する学生は多種の学部より希望で募り、今回は59名が参加します。

川上「私2回ほど台湾に行きましたけど、道に迷っていると『教えてあげる』と向こうから聞いてくれる優しさがあるんですよね」
中野「親日で良くしてくださります。スタジオに台湾の紅茶をお預けしていたのですが…」
川上「良い香りをしているのですが“頂極紅茶”??」
中野「これは最高級の紅茶で、農家の方が持って帰れと頂いたものです」
川上「渋味が少ないですね」
陽区「上品ですね」
中野「僕の知っている農家の方は標高600m以上の頂上で作られていました」
川上「紅茶の上にのっている花は?」
中野「“バタフライピー(蝶豆)”という花で、手作りで摘んで少しずつ乾かした物を頂きました」
陽区「ほのかに香る甘い香りは、この花かな?」
中野「“バタフライピー(蝶豆)”だけで飲むと、豆の味が少しします」

台湾にお邪魔する時の楽しみは、各地の生産者の皆さんの所へ案内していただき、美味しい物を頂き、面白い歓談をさせてもらうことです。時間次第では名所も案内してくれますが、観光地とは少し違った「日本統治時代」の文化財なども拝見します。台湾で御縁ができた生産者さん、学生さん、先生方とは、来日していただいた際には、「台湾の食の文化応援隊」として日本の「食と文化応援隊」の交流会に参加していただきました。また、九州の生産者の皆さんの農場、加工場訪問などのお手伝いをさせて頂いています。

川上「来週は、特別番組『母の詩2019』の放送の為、お休み!再来週は?」
中野「今回の台湾のお土産を持って伺います!」
陽区「やった〜〜!楽しみにしています!」