これまでのおはなし

熊本県山都町の『山都なでしこ』さんの“米粉で作ったお菓子”

今日は、熊本県山都町の『山都なでしこ』さんの“米粉で作ったお菓子”を紹介します!

玲子「米粉菓子?」
中野「米粉は、九州全域で数年前から、余った米を粉にして販売するなど色々な所で作られているのですが、『山都なでしこ』でも、子供たちに安全なものを食べさせたいと、出来るだけ無添加で、厳選された食材を使ってお菓子を作られています。」

【熊本県山都町とは?】

山都町(やまとちょう)は、九州の“へそ”と呼ばれるところで、2005年に矢部町、清和村、蘇陽町が合併して誕生しました。『通潤橋』など、環境の良い場所で、有機肥料を使用した有機栽培の野菜が多く作られ、なかには農薬も不使用で栽培される野菜も多くあります。また、これら有機野菜をふんだんの使用したお菓子の開発も行われています。

【『山都なでしこ』とは?】

『山都なでしこ』とは、赤星静香さんを中心に活動されている女性加工グループの名称です。発足は、平成22年1月。卵、乳製品などにアレルギーを持った子供達も安心して食べられるように、地元の厳選された素材をつかって、お菓子を作られています。

【“米粉で作ったお菓子!とは?】

中野「今日お持ちしたのは、『米*米グラノーラ』です。これは “焼米”を使っています。」
玲子「焼米だから、香ばしい色になっているのですね?!ザクザク、香ばしい!!甘みはドライフルーツでしょうか?!」
中野「いいえ、甘みは山都町で農薬を使わずに栽培された“ゆず”で作られた“ゆずジャム”です。」
富田「今、柚子の香りが来ました!自然な味で良いですね〜。」
玲子「焼米のザクザクした食感が面白い!」
中野「一般のシリアルより固めで食感がありますが、昔から九州には“焼米”が食べられていて、それを加工して作られました。」

『米*米グラノーラ』・・・2014年「全国米粉料理コンテスト」で主食部門の最優秀賞、総合で準グランプリに輝きました。そのまま食べても、ヨーグルト、牛乳、豆乳などをかけても美味しく頂けます。
『ベジクッキー』・・・2010年、熊本県が開催した「くまもと米粉フードコンテスト2010」で、プロ部門金賞を受賞。熊本県山都町の野菜と、米粉が入ったクッキーで、野菜の形をしている、かわいいクッキーです。

『スノーボール』・・・バターやマーガリンを使用せず、菜種油を使ったクッキーです。
『菜の花スティック』・・・砂糖の使用を控え、野菜をタップリと使用したスティック状のクッキーです。

玲子「オレンジ色と、粒々が入ったのがあります…案外やわらかい!フワッと溶けていく…」
富田「こちらは、ゴマの風味が良いですよ〜!」
中野「砂糖を控えているので、ご年配の方や子供さんに良いですけど、酒のつまみにも良いという方もいます。」

『コーヒークッキー』・・・米粉を使用したコーヒークッキーです。

中野「最近出来たそうで、パッと見、コーヒー豆の形をしているので、間違えてミルで挽かないようにお客さんに注意しているそうです。」
富田「すごいよ!コーヒーの香りが!!」
中野「ベジクッキーも、一つ一つ丁寧に野菜の形を作られています。」
玲子「パッケージも可愛らしいから、ちょっとお土産で持って行ったら喜ばれるのではないですか。」
中野「栄養も、食感も、素材を生かして伝えていくため、頑張られています。」

[お問い合わせ先]
「山都なでしこ」 熊本県上益城郡山都町白小野168
※HPより「熊本県山都町“山都なでしこ”」で検索してください。

玲子「さて次回(10月31日(土)13:45〜)のお話は?」
中野「熊本県阿蘇市の吉田農園の『吉田米』をご紹介します。」
玲子「特別なお米!来週も、ご期待ください!」