これまでのおはなし

ライス郷 井手口さんの「南の虎」

今日は、謎の「南の虎」についてご紹介します。
「南の虎」というのは『お米』なんです。

なんだか、焼酎かお酒のような名前・・・。
お米の袋にも、「南の虎」と書いてあります。

鹿児島県伊佐市の、「ライス郷 井手口」の井手口正(いでぐち・ただし)さんが
生産されているお米です。
【南の虎:名前の由来】「千里を駆ける美味しさ」というところからついた。

【中野さんと井手口さんの出会い】出会いは10年ほど前・・・
『十曾渓流米(じゅっそけいりゅうまい)』という、とっても美味しいお米に巡り合ったそうです。それを作っていたのが井手口さん。

井手口さん:「中野君、実はこれよりおいしい米ば作りよるったい。」

と紹介されたのが「南の虎」。
その時はまだ、試験栽培だったそうです。家族総出で一株一株の米を採取して、品質の良いものを交配していく気の遠くなる作業の連続。その当時で、すでに10年位の歳月を経ていたとの事。さらに数年を経て「完成した」との知らせが。

井手口さん:「中野さん、出来たったいね。名前、どうしようか。一つは、〇○○(中野さんも井手口さんも忘れてしまっております)、もう一つは“南の虎”どう思う?」

中野さんは、間髪入れず「井手口さん“南の虎”でしょう!鹿児島やき焼酎と間違えられるかもしれんけど(笑)」と答えたそうです。

そんな『南の虎』待ちに待った試食タイムです!3分前に炊き上がりました。
香りと「つや」がすごいんです。

玲子さん「いい香り〜!!ぴかぴかよ〜!」(※玲子さん叫ぶ)
中野さん「おいしいお米は、まず、香りが来ますもんね。このまま何もつけずに1杯いけます」
玲子さん「米ってこんなに香りましたっけ?!」
中野さん「この米は、貯蔵にもこだわっていて、低温で大事に大事にしまわれています」
斉藤さん「・・・ちょっと、におい嗅ぎすぎて鼻にくっついた」
玲子さん・斉藤さん「いただきます。うまい・・・粘り気が」
中野さん「もう、おかずいらないですよ。塩をふって、塩おにぎりとか最高です。冷えてもおいしいです。」

『南の虎』の現在の生産量は、約2t。40町(40ha)ある耕作面積のうち、4反(0.4ha)のみで作られています。
平成23年3月には「さつまさんさん」という名前で品種登録も完了したそうです。

【世界中で、井手口さんの田んぼだけで栽培されているお米だそうです。】

なんと、今日スタジオで試食したお米は、「新米じゃない」そうです。

購入を希望する方は、ネットで検索してみて下さい。

斉藤さん「先週の“きみちゃんのごぼう味噌”と組み合わせたら最高でしたね。とっとけばよかった・・・」

【ライス郷 井手口】の『南の虎』おいしゅうございました。

中野さん、来週は?
次回は、これまた鹿児島ですが、鹿児島県瀬戸内町(奄美大島)の『金沢さんのパッションフルーツ』。おもしろいお話しがあるそうですよ。

お楽しみに!