2016.04.01
福岡県古賀市『まんま実〜や』さんの“らぶ”
今日は、福岡県古賀市『まんま実〜や』の“らぶ”を紹介します!
玲子「今週から、新番組『ガブリナ』の毎週金曜日お昼12時40分ごろからお送りします」
【『まんま実〜や』とは?】
『まんま実〜や』は、福岡県古賀市にある女性加工グループの名称です。古賀市では新鮮な野菜や果物が多く生産されています。それらの地元の農産物を使って、安心して食べられる「お母さんの味」を未来に残したいという思いで各種加工品を作られています。イタリア語で「Mamma mia」は「私のお母さん」という意味で『まんま実〜や』という屋号もそんな思いから付けられています。
中野「『まんま』は“ご飯”の意味もかけて、『実』は古賀市が“みかん”の産地だからロゴも『実』が、オレンジ色しています」
【“らぶ”とは?】
『まんま実〜や』の代表的な商品の一つに、古賀市の郷土料理である“らぶ”を商品化したものがあります。“らぶ”とは根菜のレンコン・ゴボウ・人参、またコンニャク・かまぼこ・椎茸などを小さく「さいの目」状に切ったものを煮込み、味付けしたものです。
中野「“汁物”です。」
田上「ひらがなで“らぶ”?」
中野「はい。“だぶ”と呼ばれる方もいます。語源は『よく分からん』と言われていました。『汁物だから“ダブダブしている”からじゃない』という話もありました」
一般的には“だぶ”と呼ばれるそうですが、御年輩の方々は“らぶ”と呼ばれる事が多いそうです。また、“吸らぶ”と呼ばれる事もあるそうで、船越さんの説明では「具材を本当に小さく“さいの目”に切って、汁と一緒に“吸い込める”ほどの“らぶ”のこと」を“吸いらぶ”というそうです。
中野「これはレトルトになっていますけど、地元では、たっぷり作って2日も3日も食べられるそうです」
玲子「沢山のお野菜が5mm角ぐらいに細かく切ってあって…お母さんたちは切るの大変でしょうね」
田上「美味しい!」
玲子「歯ごたえがあって、またお出汁が美味しい!」
中野「実は冬場に食べる料理なので、これが今シーズン最後になるそうです」
玲子「根菜も美味しいけど、コンニャクもいい仕事していますね」
【その他にも!】
『まんま実〜や』では“らぶ”の他にも地元の農産物を材料にした、タレやドレッシング、ジャムなどを作られています。
中野「ぜひ、ジャムも食べてみてください!」
玲子「“キウイジャム”は…キウイの酸味を残して上手に甘く炊いてらっしゃる!!」
田上「こちらは“マーマレード”ですね…甘さと果肉がしっかりとして美味しい!!」
中野「大鍋で炊かれていて、ホント手作りなんですよね」
『まんま実〜や』は現在、代表の船越美治代さんを中心に13名のメンバーで活動されています。毎日二交代制。加工場での物づくりは朝の6時から始まり、8時には2〜3名のメンバーを残して一旦終了します。
中野「ほとんどの方が農業をされているので、地元の物を大事にしたいと。元気なオバちゃん達です。」
他にも“みかんが入ったチキンカレー”“ブロッコリーのスープ餃子”など沢山の加工品があります。そして今は『お弁当』や『各種鉢盛』などの注文も多いそうです。また、“おにぎり”を作って、朝食が取れなかった子供達に提供する等のボランティア活動もされています。各地からの視察も多くあるそうで、つい最近は韓国からも女性の皆さんが視察にみえたそうです。
【価格】
らぶ・・・550円(税込)
【連絡先】
『まんま実〜や』 福岡県古賀市新原787-1
TEL 092-692-8938
玲子「さて次回ですが…」
中野「来週、ニュージーランドでイベントがあるので、その様子をお電話でお伝えします。英語圏に行くのは初めてなので、今からドキドキしています。」
玲子「中野さんを守るべく、私もご一緒させて頂きます。」
田上「え〜〜玲子さんも?!じゃあ…僕はお留守番しています…」